鳥料理それがしのそぼろ玉子掛けご飯/五反田(どんぶりスコア16/20★★★★)

 お笑いコンビ〝千鳥〟のCMが面白い。

この中でクセの強いボケ役の〝大悟〟が使う〝貴様〟という古語。ツッコミのノブが感じる違和感は視聴者も共感します。

友人が急遽上京するというので飲み会を開催することに・・・。そこで相棒と相談して、五反田の〝鳥料理それがし〟にしました。

〝貴様〟も〝それがし〟も最初は〝尊敬語〟や〝謙譲語〟の敬語。時代が進むと〝貴様〟や〝御前〟は相手を下に見る呼称となり、〝それがし〟は謙譲語としての一人称以外に自分の存在を曖昧や消し去る〝某(それがし)〟という意味も加わりました。
〝鶏料理それがし〟は、五反田駅下車国道一号線を横浜方面に徒歩5分。目黒川沿いにあります。ミート矢澤の並びです。
入口に吊るされた大きな〝杉玉〟。日本酒の拘りを示します。
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〝鳥料理それがし〟の店名は、名乗るほどのものではありませんではなく、お客様が主役でそこに控える一人称の〝ワタシ〟の意味だそうです。
五反田の〝酒場それがし〟から始まり、鳥料理それがし、恵比寿それがし、肉料理それがしがあります。それがしグループは多店舗展開の破竹の勢い。先月に、五反田に焼鳥専門店〝とり口〟もオープン。中目黒の名店〝鳥よし〟から〝西口和樹〟シェフを招聘。開店早々、滋賀の稀少ブランド〝淡海地鶏〟を扱うと話題になっています。
先ずは、〝七賢スパークリング〟で再会の乾杯。
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 何とインスタ映えする逸品。〝とりと季節の盛り合わせ〟です。
漬けとり、〆どり、レバーのたたき、春キャベツ湯葉巻き、胡桃の飴炊き、アスパラのお浸し、有機にんじんスフレ、白レバームース、ささみ粕漬けです。
これは美しいだけでなく美味しい。特に、〆どりは〆サバをイメージした鶏版。この味にハマります。
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〝せせりと春菊のサラダ〟。

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〝白レバームースと酒粕レーズンバター〟

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〝とりの漬け〟

ピリ辛の唐辛子だしに漬けられてます。
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お酒も寫樂、庭のうぐいす、白隠正宗、神亀・・・。

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〝とりの燻製盛り合わせ〟

薫香を愉しみながら最新燻製器の話へ。食べ物に関する話題は尽きません。
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〝とりそぼろ玉子掛けご飯〟(700円)がありました。

焼き鳥屋さんの〆にそぼろ丼や卵かけご飯(TKG)は珍しくないけど〝とりそぼろ玉子掛けご飯〟はあまりないわね
確かに・・・。
出てきたのがこれっ。この丼モノ。この濃厚な黄身の卵でないと作れないかも。濃厚すぎて箸でつまんでも簡単に黄身の膜が破れません。
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熱を加えた半熟玉子ではありません。生みたての生玉子なのに粘性が高いのです。この粘性が玉子掛けご飯だと主張しています。

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初訪問のそれがし・・・。このグループはお料理の美味しさで定評ですが、冒頭に書いた通り日本酒に拘った店です。それは日本酒のラインナップだけではなく様々な温度帯で提供し同じ酒が魅せる様々な顔の違いを呑兵衛たちに気づかせてくれます。

オリエンタルビストロKの炒飯/西小山(どんぶりスコア16/20★★★★)

 今年になって食品商品関連の値上がりが大きい。葉物の野菜類の高騰は落ち着いて来ましたが大豆、乳製品、小麦等々の値上がりが家計を直撃しています。夫婦ふたり生活の我が家は2週に一度、電車に乗って西小山にある〝業務スーパー〟に買い出しに。

〝神戸物産〟という食品業で国内最大の製販一体企業のスーパー部門です。生鮮食料品だけではなく加工食品も安くて美味しい。但し、ふたり家族では販売ロットが大きいので冷凍保存できるものを多く購入します。

そのついでに、ランチを食べるのが業務スーパーの並びにある〝オリエンンタルビストロK〟。タイ、ベトナム等の東南アジアの料理を日本人の口に合うようにアレンジしたレストランです。
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ソフトドリンクは無料。コーヒー、ジュース、アイスティーも好きなだけ。

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ランチ時に絶対に注文して欲しいのは〝前菜3点セット〟(300円)。

生春巻、海老トースト、揚げ春巻が付いてます。絶対にお得。
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薬味のスイートチリソースも美味しい。甘さはハチミツ。辛さは赤唐辛子。酸っぱさは酢。

〝生春巻き〟はフォーとともに代表的なベトナム料理で〝ゴイ・クオン(野菜や魚介類を)包んだ和え物)〟と呼ばれています。中国では〝ベトナム春巻き〟と呼び、中国が発祥の〝揚げ春巻き〟と区別しています。面白いのは、英語表記。中国の揚げ春巻きは英語では、そのまま〝スプリング ロール(春巻)〟ですが、生春巻きは〝サマーロール(夏巻)〟と呼んで区別しています。
 生春巻きは〝ライスペーパー〟で包み、揚げ春巻きは小麦粉で作った春巻きの皮です。
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上が〝揚げ春巻き〟で下が〝エビトースト〟。

〝エビトースト〟は食パンの中心に切り目を入れてエビペーストを挟みパンごとあげています。
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メインは〝海老とパクチーのタイ風チャーハン〟(1,000円)。

玉子と海老、ご飯を油で炒めています。
〝炒飯〟はタイ語で〝カオ・パット〟。カオはタイ語で〝ご飯〟。〝パット〟は〝炒める〟の意味です。海老入りだと〝カオパット クン〟となります。
入れる具材によって
カオパット ガイ=鶏肉入り 
カオパット ムー=豚肉入り 
カオパット クン=エビ入り 
カオパット プー=蟹肉入り 
カオパット サパロット=パイナップル入り
となります。
エビ入りのカオパットは美味しい。添えられているの〝レモン〟。
タイでは〝マナ〟というレモンに似た柑橘類が添えられています。
レモンを炒飯の上で搾ると味が一層良くなります。
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デザートの〝杏仁豆腐〟。

店主が持って来てくれました。
前回で顔を覚えてくださり
ブログ読みましたよ
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また、業務スーパーに買い出しに来たら寄らせて頂きます。

2台のキャーリングケースはいっぱいの食料品を詰め込んで重たくなっています。
しばらくは冷蔵庫の中は賑やかだね

ふく庵の天丼/門前仲町(どんぶりスコア18/20★★★★★)

 〝美味下町〟。dancyu5月号の特集に惹かれました。
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感覚的に下町=コスパの高い美味しいお店が集まる場所と思われます。英語に〝ダウンタウン〟というのがありますが、ダウンタウンは繁華街の意味です。〝下町〟は地形的な特性を意味し、東京の場合は武蔵野台地の〝山の手〟に対して海や川に近い低地を指します。

 日本橋、京橋、神田、下谷、浅草、本所、深川辺りが東京の下町でしょう。兎に角、そんな魅力的な下町にある人気店はどこなんだろう・・・。
 ある写真に釘付けになりました。〝門前仲町〟の〝ふく庵〟の〝えび・穴子天丼〟。その息を飲むほど美味しそうな盛り付け。そして衝撃的な低価格。何と750円です。しかも本格的な〝江戸前天ぷら〟。その本格的な江戸前の意味を落語評論家であり、著名な料理評論家の〝山本益弘〟さんが解説します。
 地下鉄東西線の〝門前仲町〟で下車し、〝富岡八幡宮〟の参道前を過ぎると杉田ビルの二階が目的地。入り口が小さいので思わず通り〝すぎた〟。

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お店は2階。3階はラーメン屋。開店11時45分ですが、開店前から長蛇の行列。3階のラーメン屋を浸食した為、急遽開店時刻前に入店となりました。

 〝ふく庵〟という名前は、蕎麦屋さんみたい。それもその筈、昨年6月にオープンした時、昼はうどん屋だったそうです。その美味しい天ぷらが近隣のサラリーマンやOLに口コミで広がり人気となりましたが、立地の悪さから夜はちっともお客さんが入りません。そんな42歳の店主〝中島昭彦〟さんに対して、修業先の親方が
せっかくウチで修業したのだから天ぷら一本にしぼったらどうなのか・・・。
親方の名前は〝早乙女哲哉〟さん。そうなんです。親方は、〝天ぷらの神さま〟と言われる〝みかわ是山居〟の早乙女さんです。
 750円の天丼がこちら。

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えびが5本と穴子が1本。野菜が2本。本日は、茄子とピーマンでした。

濃い色のタレがかかっていますが、甘さは控えめで辛味のある引き締まった味。天ぷらの味を引き立てます。

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 天らは衣が命でその衣がシルクのように上品だと山本さん。確かにその通りです。この質の高い職人仕事は、早乙女親方の厳しい教えをきちんとマスターした成果です。35歳で是山居の門を叩き、7年間修業された結果です。親方同様、寡黙に天ぷらを上げて行きます。

現在は、天丼はえびが高騰のためえびと穴子のミックスオンリーですが、以前はえび10本のえび丼650円や穴子2本の穴子丼850円もあったそうなので更に驚きです。尚、えび丼のアイディアは弟子思いの早乙女親方が出したそうです。

 この結果、〝ふく庵〟の天ぷらの知名度は一気に上がり、現在は予約が次第に難しくなっています。なにせ夜のコースは3500円。是山居に比べて嘘みたいに安い。(笑)
これは、近いうちに是非とも行かねば・・・。
帰りにご馳走さまでしたとお礼を申し上げたらニコッと笑う笑顔も親方ゆずりでした。

七蔵のばらちらし丼/新橋(どんぶりスコア18/20★★★★★)

新橋駅のゆりかもめ駅ビルエントランスに隣接する〝新橋駅前ビル1号館〟の2階にランチで超有名な〝天茶屋 七蔵〟があります。数多くのメディアに採り上げられて来ました。開店は1990年。40年近くの人気店。
ランチは〝稲庭うどん〟。秋田名物の熟成うどんに七蔵特製スープが付きます。
小(麺: 300g)    800円
中(麺: 400g)  1100円
大(麺: 500g)   1300円
このめちゃ美味しいうどんにミニ丼ぶりが300円で付きます。
1番人気は〝ばらちらし丼〟他にも鮪とイクラのミックス丼、鮪づけ丼、山かけ月見丼、鮪山かけ丼等々季節に合わせた海鮮どんぶりです。
一昨年まで、近くの新橋の医療法人に勤務。行こうと思えばいつでも行ける近さでしたが、ここの行列の長さは半端じゃありません。1時間の昼休みで戻れる保証がありません。
本日選んだのは、うどん小と一番人気の〝ばらちらし丼〟の1100円。小と言えども300g。ミニ海鮮丼と言ってもちっともミニじゃない。中なんか食べたら確実に食べ過ぎ。
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鮪、烏賊、イクラ、玉子焼き、椎茸等々の具がたっぷり。

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 稲庭うどんは、七蔵店主〝葛西剛男〟さんが秋田・稲庭町の製麺業者に特別に作らせたものです。小麦粉は厳選した中力粉。塩は、長崎五島灘産。それを地下100mから湧き上がる秋田、宮城、岩手三県にまたがる栗駒山麓の伏流水を用いて超多加水で練り上げ、手綯手延製法で4日間の長い時間をかけて麺の熟成を繰り返しながら造っています。

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 絶品のつけ汁はカツオ節、セロリ、鴨肉などをベースに出汁を取っています。それに鴨肉をペースト状にしたものとゴマペーストを加え、醤油、みりんなどで味を整えた100%自家製の特製つけ汁です。余ったつけ汁は割スープで飲み干します。

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 稲庭うどんにこんなに拘った店主は、プリンスホテル出身。和食の基本を知り尽くしています。夜は予約必至の居酒屋。うどんをメインに和洋の創作料理が人気。特に、和牛のローストビーフがおススメです。

 

花懐道の天ぷらの親子丼/新橋(どんぶりスコア17/20★★★★)

昨日訃報を受けました。珍しくないのですが、K君は自分より3歳も年下。少なからずショックでした。今の時代、60代前半の死は早過ぎです。2万人近い社員の中で、2回同じ職場で出会う友人は少ない。最初は、大阪本店の事務指導部という企画部門。そして2回目は、資金為替部。銀行の日々の運転資金を日銀、国内・海外の金融機関等から調達するという銀行の中でも特殊な部門です。日銀担当をしていた我々は、バブル時代に日銀接待の疑惑を疑われK君は連日、特捜の厳しい取り調べを受けて苦労しました。後任の彼ではなく、前任のワタシが取り調べを受けていたら果たして耐えられたかどうか・・・。とても強靭な精神の持ち主でした。

 息子から連絡を受け急遽ランチを一緒にすることにしました。新橋の〝花懐道〟。ワタシの銀行時代の先輩が経営するお店。今年1月22日にテレビ東京「日曜ビッグ 激セマ繁盛店2018」で放送され石ちゃん、内山君、紅蘭ちゃんと並んでワタシも顔をチョイ出ししました。
今日は夏日。東京の4月の気温で26.2度は過去3番目の記録。先日まで寒いと震えていたのが嘘のよう。喉が渇いたのでとりあえずクールダウン。
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何にしますかと店主の五味渕さん。初めから700円の天ぷら定食と考えてましたが、新メニューがあると言います。

〝若鶏と半熟玉子の天丼〟(700円)。芳賀親方が考えたそうです。
ランチに付く小鉢はそのままビールのつまみに・・・。こんなに出たら、もっと飲まなきゃ(笑)
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大食漢のワタシもびっくりする位のてんこ盛り。

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きのこの味噌汁と漬物も付いてます。

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半熟玉子の天ぷらにノックアウト。

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若鶏の天ぷらも大きくて柔らかいササミが3本入って満足するボリューム。

これまさに〝天ぷらの親子丼〟。多くの外国人は、生玉子や半熟卵を敬遠します。日本人は徹底した衛生管理の元、この生の玉子の美味しさを知っています。生の玉子を食べる幸せ。日本人に生まれて良かったとつくづく思います。
K君、また生まれ変わるなら日本ですよ
また会いましょう

大宝のロースかつ重/目黒(どんぶりスコア16/20★★★★)

毎週日曜日の午前7時。日本テレビ系列の〝所さんの目がテン〟は科学・自由研究を中心とした生活情報教養番組で今年29年目となる人気長寿番組です。前回(3月25日)のテーマは、〝とんかつの科学〟。外食チェーン店の中で〝とんかつ店〟が最近、驚異的に増加しているそうです。何故、人はとんかつに魅了されるのかその旨さの秘密に科学的に迫りました。そしてサクサクのとんかつとは真逆のしっとりした〝かつ丼〟の人気の秘密も・・・。

 目黒の〝とかすつ御三家〟と言えば〝とんき〟〝かつ壱〟〝大宝〟。今般、〝とんかつ大宝〟に赴き、〝かつ丼〟の旨さの秘密に迫ってみたいと思います。
 目黒駅前から権之助坂を下って徒歩6分。ランチタイム時には、行列必至の大人気店です。分厚いヒレかつもロースかつも1,050円。生野菜、御新香、味噌汁、御飯付で、キャベツもライスもおかわり自由。コスパが大変高い大宝です。

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選んだのは、〝ロースかつ重〟(1,500円)。

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出てきたのは2段重ねの丸重。

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蓋を取ると、かつ丼(重)なのにご飯とかつ煮がセパレート。

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玉ねぎのスライスと一緒に煮込んだ玉子とじかつ煮です。ご飯の上に、かつ煮を流し込みました。

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分厚い豚ロースの断面は食欲をそそります。

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とんかつの魅力は、肉の柔らかさ。豚肉を焼いたり、油で炒めたりする場合より圧倒的に肉そのものが柔らかいのです。それは、とんかつの〝ころものチカラ〟です。

とんかつの科学では、〝ころもは調理器具〟と断定します。ころもの役割はふたつ。
① 水分や旨味成分を閉じ込めたまま調理できる
② (肉の)温度の上がり過ぎを防ぐために肉が柔らかくなる
サクサク、ジューシーなとんかつはこのころもによって実現します。油で揚げる前のころもは水分が10%。この水分が高熱の油によって蒸発します。蒸発した後の空気の穴がサクサク感。空気をたっぷり吸いこんだころもはダウンコートと同じ。外部の高熱を遮断して肉自体の温度上昇をなだらかにしています。だから肉が硬くならずに柔らかい理由です。
 そしてとんかつの美味しさの魅力のもうひとつは、ころも自体の美味しさです。とんかつのころものパン粉は、通常の食パンではありません。とんかつ専門店の多くは、専門業者によって製造されたパン粉を使います。普通の食パンはマーガリン、バター、脱脂粉乳などを入れます。とんかつ専門店のパン粉用の食パンに添加されるのは小麦粉以外は砂糖のみ。砂糖の配合比率によって揚げたとんかつの色が決まります。薄い色は、糖が少なく、濃い色は糖の配合率が高くなります。パン粉が高温の油できつね色になるのが〝メイラード反応〟です。高温の油の熱でパン粉のタンパク質と炭水化物がアミノ酸と糖に分解にされ化学物質が合成されます。この時、パン粉は何十種類の香ばしさや甘い香りを発生させるメイラード反応が起きます。とんかつのころもは実に美味しいのです。
 そして〝かつ丼〟の美味しさは、サクサク、ジューシーなとんかつにはない別の美味しさがあります。とんかつのサクサク感は、ころもの中に残った空気の穴の効果。かつ丼のカツオだしがたっぷり入ったつゆがその空気の穴に入り込みます。サクサク感は失われても醤油やカツオだしの旨味がたっぷり沁み込みます。これがかつ丼の美味しさです。

ピーマイのチキンカレー/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

安くて美味しいタイカフェ〝ピーマイ〟に来ました。
オーナーのタイ人の誕生日が1月1日。それで新年のタイ語〝ピーマイ〟が店名になりました。
開放的な店構え。ガラス張りの明るい店内です。
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南国ぽいでしょ

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南国らしく壁にヒトデの飾り。 ヒトデはタイ語で〝ダーオ タ レー〟。ダーオは星でタレーは海。〝海の星〟って人の手よりロマンチックな名前です。タイ料理の名前に〝ダーオ〟という名前をよく聴きます。ダーオは〝卵〟も意味します。カイ或いはガイは鶏なのでカイダーオは鶏の玉子。目玉焼きのことです。

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なんてことを考えてたら玉子やチキンの入ったお料理が食べたくなりました。
日曜日の日替わりランチは〝ガイパッポンカリーラートカオ〟が850円。

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パッ = 炒め ポン = 粉 カリー = カレー。ココナッツミルクで玉子とじをしたところ大変美味しくなりタイの人気メニューに・・・。〇〇パッポンとあれば、玉子とじと思えばよろしいかと。
そしてラートカオはラート=注ぐ。カオ=米なので〝ぶっかけ飯〟。
ガイパッポンカリーラートカオは〝ふわとろ玉子入りのチキンカレー〟ということになります。
と、タイ語の勉強が終わったら出て来ました。
玉子スープ付きです。

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チキンがゴロゴロ入ってます。とてもボリューミー。
お腹が空いてたのでワシワシと食べてしまいました。
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パクチーが乗った春雨〝ヤムウンセン〟のサラダも付いてます。

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満足の逸品でした。ピーマイさん、ご馳走様

腰塚のコンビーフ丼/焼肉(どんぶりスコア16/20★★★★)

コンビーフ(corned beef)の概念を全く変えたのが〝腰塚の手作り極上コンビーフ〟。創業昭和24年の千駄木・コシヅカハムが作っています。親会社の株式会社コシヅカは、東京食肉市場の仲卸の会社なのでコシヅカハムは材料の上質の牛肩バラ肉を安価で調達出来ます。粗粒の岩塩で塩漬けしたバラ肉を蒸し、手でほぐし、黒毛和牛の乳脂と和えています。この絶品の手ほぐしコンビーフを最高の条件で食べたい。自由が丘の〝焼肉・腰塚〟に行きました。

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自由が丘駅徒歩2分。精肉店〝黒毛和牛 腰塚〟の2階が焼肉店。

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〝腰塚の特上コンビーフ丼〟。サラダ、コムタンスープ付きで1,000円(税抜)。

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コムタン(牛テール)スープも温かくて美味しい。

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卵黄を溶いてコンビーフと和えてパクリ。あ~ぁ、堪りません。♬
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缶詰のコンビーフをさほど美味しいと思ったことはありません。しかし。このコンビーフは、缶詰のコンビーフと全く別物です。玉子にまみれた肉の糸を熱々の米粒に巻きつけて口の中へ放り込みます。乳脂の甘味と共に牛肉の旨味が口いっぱいに広がります。

 ところで、コーンビーフを英語で書くと〝corned beef〟。〝corn〟はとうもろこしのことです。牛の飼料にコーンを使うからでしょうか
違います。とうもろこしの粒を連想させる粗粒の塩でビーフを浸け込むという意味です。牛肩バラ肉の塩漬け。腰塚のコンビーフ丼はコンビーフの最も美味しい食べ方です。

オリエンタルビストロKの海南鶏飯/西小山(どんぶりスコア16/20★★★★)

タイ料理の好きな女性が多いですね。ワタシの住む自由が丘にも多くのタイ料理屋さんが最近、次々と出店してしのぎを削っています。

 東急目黒線〝西小山駅〟徒歩2分の〝オリエンタルビストロK(ケー)〟はアジア多国籍料理店です。今年4月で開店4年目。
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11時半の開店直後というのに店内は若い女性、近所の主婦で満席。9割が女性。美味しくてコスパが高い店というのがすぐに分かります。

 店名の〝K〟はオーナーシェフの苗字の頭文字。近隣に東南アジアの外国人シェフの店が多い中、ここは日本人シェフ。食通の評価が高い名店。
 訪問のきっかけは〝シンガポールチキンライス〟というメニュー。カオマンガイもシンガポールチキンライスも〝海南鶏飯(ハイナンチーファン)〟というカテゴリーの料理。鶏の脂で炒めた米を鶏の茹で汁で炊いたご飯が主役。そのチキンライスの上に茹で鶏のスライスがトッピングされています。カオマンガイとシンガポールチキンライスとどう違うのでしょうか
その疑問に見事に答えてくれたお店でした。兎も角、ここのシェフの東南アジア料理に関して知識と技術は半端じゃありません。
ソフトドリンクはフリードリンク。
マンゴージュース、グレープジュース、トロピカルアイスティー、コーヒー等々。
ワタシが選んだのは〝シュトラウス・グリーンティ〟。初めて飲みましたがなかな美味しいです。
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グリーンサラダ。トッピングのコーンとエスニックなドレッシングが美味しい。

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別注の〝前菜3点セット〟は、生春巻き、海老トースト、揚げ春巻きが嬉しい300円。

生春巻きはぷりぷりの大きな海老が2匹も・・・。濃厚な海老のミンチがたっぷり詰まった海老トーストも絶品。熱々の揚げ春巻きも素晴らしい。ソースは〝スイートチリソース〟。
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お待ちかねの〝シンガポールチキンライス(1100円)〟。

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シンガポールチキンライスの基本は定番の3つのソース。茹で鶏をこのタレに浸けて食べます。一番手前の赤いのは〝チリソース〟。真ん中の黄色は、〝生姜〟。生姜&レモンソースかも知れません。そして黒いのは〝タイ醤油〟。

シェフの話では魚醤は使わず、タイの大豆のソイソースをメインにしてオリジナルに作っているそうです。たまり醤油のようにドロッとして甘味があります。タイ醤油にも、日本と同じように薄口醤油、濃口醤油、たまり醤油があります。甘味が強いので、たまり醤油の〝シー・ユー・ダム・ワン〟のブラック・ソイ・ソースに近いのかも

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この鶏の茹で汁の炊き込みご飯の味が濃厚。鶏脂の旨味がたっぷり沁み込んでます。

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デザートは〝ブラン・マンジェ〟。バニラ・プディングみたいです。しかし、この海南鶏飯のデザートに〝ブラン・マンジェ〟を出すシェフの料理に対するこだわりに感服です。何故なら、ブラン・マンジェの歴史は7世紀に中東で砂糖とアーモンドで作られたのが始まり。13世紀までにはフランスに伝わっています。現在はゼラチン等で固めることが多いですが、当時は鶏を茹でてからアーモンドと一緒に叩いてつぶして鶏の茹で汁を使って煮凝りのようにして固めていたようです。食文化の点で海南鶏飯と相通じるところがあってマリアージュを感じます。

 こちらは、妻と娘が食べた〝ランチプレート(1500円)〟。ガバオ炒め、トムヤムスープ、豚の角煮、青菜炒め、一口カレーヌードルとお得感満載。
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週替わりに〝エビチリ〟のぶっかけ飯も出るそうです。他の投稿者の写真がとても美味しそうでした。また、来ようっと。

三朝庵の元祖・かつ丼/西早稲田(どんぶりスコア14/20★★★)

〝年越しそば〟は12月31日の大晦日に食するのが一般的ですが、実は、そうなったのは長い歴史の中では最近です。昔は、立春が新年の始まり。その前日の節分が大晦日です。〝節分そば〟が年越しそばだったのです。

 冬至は〝一陽来復〟と言われ「陰極まって一陽が生ずる」ことから〝復〟の字を〝福〟に変えて〝一陽来福〟のお守りが冬至から節分までの間に配られます。新年の幸運、金運を呼び込もうという風習があります。特に西早稲田の〝穴八幡宮〟のお守りは〝金銀融通のお守り〟として江戸時代から大人気です。
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1時間30分待ってゲットしたお守り。どうか金運がやって来ますように・・・。

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おなかぺこぺこで馬場下町の交差点に戻ると斜め向かいに〝三朝庵〟。かつ丼発祥の蕎麦屋さんがあります。

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暖簾の横には、〝冬至から節分まで 縁起物 融通そば〟の貼り紙もあります。
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入口を入ってすぐに右にレジ。おばちゃんから食券を買います。
食券を持ってテーブルに着くと、スタッフが半券を残して厨房に注文を伝えます。
近くにある早稲田大学と当店の記念の品々がいっぱい飾ってあります。常連客だった大隈重信の写真もいっぱい。早稲田大学の創設者であり、内閣総理大臣も務めた偉人です。
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これが元祖〝かつ丼〟。玉子とじのかつ丼は三朝庵が発祥という説があります。同じ早稲田の街に現在は福井に本店のある〝ヨーロッパ軒〟もソースカツ丼の発祥店もありました。かつ丼好きの当時の早稲田の学生が如何にハイカラだったのか窺い知れます。

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三朝庵は〝カレーうどん〟の発祥店とも言われています。

でも今日は、縁起物の〝融通そば〟を天ぷらで頂くことにしました。
冬至は〝湯治〟につながり健康を連想。そして冬至と言えば〝柚子湯〟。柚子は〝融通〟で金銀融通にもつながります。
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おなかもいっぱいになって店を出ます。

少々お年を召した看板娘さんが後ろから声を掛けます。
また来年もどうぞー。
何といい響きでしょう。この店の謙虚さが込められた挨拶と思いました。

 

つるかめ食堂でソイ丼/思い出横丁(どんぶりスコア16/20★★★★)

バカがバカやアホを喰ったらどうなるんやろ❓

考えたら楽しくなって新宿西口のションベン横丁、失礼しました。「思い出横丁」に行きました。
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 空襲の跡が生々しい昭和21年に出来た闇市がルーツ。新宿大ガードの西側の30m×100mの敷地に80店舗の焼鳥屋や居酒屋が並びます。この中に創業60年以上の〝つるかめ食堂〟という名店があります。
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 現在の経営者は三代目・斎藤辰志さん。
 壁に2枚の写真が飾っています。お二人とも今や故人です。左は〝店長〟と呼ばれてこの店を切り盛りしていた斎藤勝利さん。右の手前は、スペインが大好きな2代目の斉藤昭隆さん。
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2代目の盛り付けているのが今回の目的の丼ぶり。その話は後ほど。

この2代目のスペイン好きが生み出したお料理がパカでありアホです。
つるかめ食堂の名物料理が〝バカでアホでフラメンキン〟。スペイン語で〝バカ〟は牛肉のこと。〝アホ〟はニンニク。〝フラメンキン〟はロールカツのことでスペインアンダルシア地方コルドバの料理をヒントにした牛肉のガーリック味の天ぷら(700円)です。
バカでアホでフラメンキンがこれです。
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ハイボールのつまみに合いますね。
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 もうひとつのバカ。〝バカコンボジャ〟(550円)。牛すじをササミで挟んだフライです。

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これは日本酒が合います。〝奥の松〟を燗にして頂きました。
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さていよいよ、目的の丼ぶり。
何だと思いますか カレーライス
 そうですねー。ある意味正解。
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〝ソイ丼〟。つるかめ食堂の名物〝ソイ丼〟(500円)。つまりソイ=大豆。大豆カレーの丼モノです。大豆だらけのキーマのカレーどんぶり。中にさいの目の豆腐が入ってます。大豆だらけのカレーを2代目が作ったワケは・・・。

脳梗塞で倒れてしまい、以後、カラダに良い食べ物を探し求めました。
大豆はカラダに良い。その確信が生み出した料理です。キーマカレーの中心に2枚のロースハム。心憎い演出です。
そしてこれがバカ旨。量はかなりありましたが、ぺろり。
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開店16:00と早い〝つるかめ〟食堂ですが、食堂と言う名の居酒屋。キホンは呑兵衛のオアシスです。

ところでバカがバカやアホ喰ったらどないなるねん。
ソイで仕舞いやがな。(笑)

花懐道のマイ・オリジナル天丼/新橋(どんぶりスコア18/20★★★★)

いつもお世話になっている〝新橋・花懐道〟。先日(1月21日)のテレビ東京「日曜ビッグ 激セマ繁盛店2018」に登場しました。ワタシもエキストラで出演。

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オーナーの五味渕さんは銀行時代の先輩。板長の芳賀さんは東京の代表的料亭だった〝胡蝶〟の花板だった人。名コンビのお二人が提供するのはリーズブルな価格の高級料亭・本格懐石料理です。

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最初に登場した元子役の内山君の大きなお腹が飲み友だちのМちゃんの背中にあたって思わず吹き出してます。

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ゲストが勢揃い。まいうの石ちゃんと草刈正雄さんの長女・紅蘭ちゃん。一番左も銀行時代の同僚・Tさん。脱サラして開業した五味渕さんのお店も今年で18年経過。
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激安の天ぷら定食(700円)でオリジナル天丼を作っちゃってもいいですかと石ちゃん。
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穴子を〝ホール・チャイルド〟と言って食べる石ちゃんに紅蘭ちゃんも爆笑。
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そんな訳で、今年初めての花懐道のランチは石ちゃんが作ったオリジナル天丼に挑戦です。

限定20食のランチはどれもお得感がありコスパがめちゃ高い。特に〝天ぷら定食〟は秀逸。これで700円。信じられません。
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本日の小鉢は〝カンパチと鯛のアラ〟。

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別皿に盛った天ぷらをご飯の上に並べ、天つゆをかけるとあっという間に石ちゃんのまいう天丼。石ちゃんがテレビで作ったのと同じ海老とホール・チャイルドの天丼です。
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実は、花懐道のランチに〝天丼〟もあります。その天丼は、その日の食材から店で決めた天ぷらが乗っかります。天丼の値段も700円。同じです。

別皿の天ぷらは7種類の天ぷらから好きな2種類と野菜の天ぷらです。だからオリジナル天ぷらが作れます。何通りあるかというと数学の組み合わせの問題ですから。
7種のタネで2種を選ぶと場合の数は、元の数をn。選ぶ数がrだから
nCr=n!/(r!×(n-r)!=21通りですね。昔は高校の数Ⅰ。今は数Aの問題です。
因みに、五味渕さんの娘さんはワタシと同じ都立高校出身です。
本格懐石料理は3900円~。2.8坪の激セマのお店ですが、安くて美味しい。是非、今年も宜しくお願いします。

焼鳥はちまんのそぼろごはん/西早稲田(どんぶりスコア19/20★★★★★)

  最近、居酒屋等に行くと必ず〆のメニューに丼ものがあるかを最初にチェックして料理の構成を考えるようになりました。(笑)

焼鳥屋の〆は、親子丼、TKG(玉子かけごはん)、そぼろ丼が多いです。東京の焼鳥屋の中でもトップクラスのに西早稲の〝はちまん〟も〆にそぼろ丼があります。
焼鳥・はちまんは、〝一陽来復〟のお守りで有名な穴八幡神社のすぐそばにあります。
明治元年創業〝八幡鮨〟ビルの地階にあります。
※〝一陽来復〟とは、1年で一番日の短い冬至から段々日が長くなる翌年の節分までにお参りすると貰えるお守り。商売繁盛、金運上昇に効果覿面。
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八幡鮨はやきとりはちまんの安井章人店主のお父さんとお兄さんが経営しています。
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店内に飾っている明治元年の創業時代のはちまんの絵。大鳥居の横にあった〝だんご屋はちまん〟が前身です。初代と2代目がだんごを焼き、3代目~4代目が寿司を握り。5代目の安井さんがが焼鳥を焼いています。
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これが5代目の焼くこだわりの〝だんご〟です。
ナンコツ入りつくねを〝だんご〟と名付けて焼いているのは初代、2代目に対する尊敬なのでしょう。
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 焼鳥の美味しさは第一に〝焼きのワザ〟。一般的に紀州備長炭がいいとされていますが、その中でも特に良いモノを取り寄せています。そして炭が発する高熱の遠赤外線を巧みに操ります。殆どの時間を店主が自ら焼き台に立っています。新橋の名店鶏繁で修業。平成7年にはちまんをオープンさせてから23年焼き続けています。
 そして素材の良さ。全国に優れた地鶏は多くあります。美味しいと定評の大山鶏も使いますが、都内でも使える店が極めて少ない滋賀県〝淡海(たんかい)地鶏〟。この地鶏の美味しさを知ってしまうことは焼き鳥好きには不幸なこと。(笑)
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はちまんの魅力は日本酒。厳選された銘酒、限定酒を欠かしません。思わぬ感動の酒に出会うこともしばしば。冷酒でも燗酒でも希望通りに出してくれます。
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季節メニューも凄い。〝金時草のお浸し〟。紫蘇のだし汁です。

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もう筍。九州産の〝たけんこの串焼き〟。
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至高の焼鳥。

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そうして、ようやく待望の〆。

〝そぼろごはん(小)〟。
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鶏のジュースとタレの旨味がごはんまで沁み通っています。

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そぼろこばんと言うと、忘れられない思い出があります。

一歳違いの家内と結婚したのは、ワタシが新入社員で家内が大学4年生。単位習得に目途が立ち、卒業前の秋に神戸で同棲しました。ある日、残業で遅く帰ると、家内が食卓に着いて泣いています。新入社員で給料が少ないので安い食材しか買えません。一番安かった鶏の挽き肉を買ってきましたがどうやって調理したらいいのか分からない。デリッシュ・キッチンクラシルなどのレシピ動画がない時代。お腹は空くのにご飯が食べられないと悲しくなったそうです。
冷蔵庫を開けると玉子と絹サヤがありました。ワタシは鶏挽き肉をそぼろにして炒り卵と絹サヤの炒めモノで三色丼にしました。あの頃の純真な彼女。今・・・。

立呑みとだかの牛ごはん/五反田(どんぶりスコア17/20★★★★)

顧問、新年会しましょう
はい、喜んで・・・。で、どちらで
ディープな店があるのよ。(うふふ)
なんか怖い・・・。

17時50分に五反田駅の改札口で待ち合わせ。どこに行くんだろうと若干不安。黙って美人社長の後について行きました。
目黒川の手前を左折して東急池上線の高架をくぐるとリバーライトビルという飲食店ビルがあります。シャレオツなレストランビルではなく飲み屋の雑居ビル。たしかにディープそう。
ここよ。
あっ、記憶の底に見覚えのある看板。思い出せません。でも店名だけはしっかりと記憶があります。
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ここのオーナーの〝戸高 雄平〟さんは、満木 葉子社長と同郷の鹿児島ご出身。この店の向かいにある本店〝食堂 とだか〟にいつもいらっしゃるとか。そして〝孤独のグルメ〟に出たお店との社長の説明で合点が行きました。お料理の内容はすぐには思い出せませんでしたが、居酒屋には相応しくない意外な料理が出るので一度行ってみたいと思ってたお店でした。
 立呑みと言ってもカウンターは全部椅子があります。立呑みテーブルは1つだけ。申し訳なさそうにありました。
遅ればせながらの新年の乾杯は、可愛らしく〝生おろしサワー〟。
社長がみかんでワタシがレモン。これが結構オトナの味。
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突き出しは、2品。〝糸こんにゃくと搾菜の炒めもの〟と〝水菜のお浸し〟。
普通に美味しい。
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初っ端からボケ写真で恐縮ですが、〝いぶりがっこのポテトサラダ〟。タワーのようにそそり立つ珍しい盛り付け。圧巻です。それにめちゃ旨。
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これ天文館むじゃきの白熊みたいなのよね
なるほど言われてみれば確かに。白熊アイスは昭和21年創業の鹿児島の名物ですが、セブンイレブンが同名のスイーツを売り出してから全国区の銘柄に認知されるようになりました。〝甘納豆のチーズタワー〟です。クラッカーのディープなクリームチーズディプです。色々な色の甘納豆がクリームチーズのタワーに埋め込まれている様子は白熊みたい。
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〝長芋のワサビ漬け〟。オ・ト・ナの味。
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この黄色い液体。〝鹿児島ウイスキーのハエ〟の水割り。
〝蠅〟ではありません。南風(ハエ)です。鹿児島・本坊酒造のブレンデッドウイスキーの〝HHAE(ハエ)〟です。琥珀色で艶めかしい。そのピーティーな香味に南国の風を感じます。
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〝とり皮餃子〟。鶏皮の食感とニンニクが美味しい。
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〝アンチョビ椎茸〟。アンチョビの旨味がバターでそてーした椎茸ととてもマッチしています。全ての料理が一味捻っています。
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正月からダイエットで日本酒をセーブしていましたが、年末の読売新聞のインタビュー記事で山口県産酒の普及大使みたいに書かれたので折角だから〝五橋〟を頂きました。たっぷりの溢れ酒嬉しいなあ。
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番組で紹介された当店名物のスプーンが止まらなくなるダシの〝ウニ オン ザ 煮玉子〟や〝牛トロのウニ巻き〟はウニが品切れで食べることが出来なかったのが残念。
〆に行きます。当店名物で番組の主役になった〝牛ご飯(うしごはん)〟(900円)。サシが入った大きな牛ロースのすき焼き肉が乗っかっています。甘いタレに大葉、葱、ワサビのアクセントがご飯を夢中にさせます。ここにも煮玉子が重要な介添え。
井之頭五郎さんが言う〝とだか名物最強ごはん ひと口食べればモ~最高のウシごはん〟。そのものです。
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帰りに、向かいの〝食堂 とだか〟に行き、オーナーの戸高さんにご挨拶させて頂きました。ムロツヨシさん演じるマスターがお客さんに言われます。

顔に似合わず凝った料理作るんですねぇ。
でも実際のマスターはとてもイケメンでしたよ。
料理は、本店の食堂とだかからデリバリーされるので支店も本店も同じ味です。
〝五郎の知らない世界〟。ワタシも知らなかったお料理ばかりでした。
社長、ご馳走さまでした。

どんぶり選手権の二つの丼ぶり/東京ドーム(どんぶりスコアは番外)

2009年より毎年1月に開催される〝ふるさと祭り東京〟。東京ドームに全国の有名なまつりと故郷の味が集結します。〝全国ご当地どんぶり選手権〟も2010年から開催され今年で第9回目。利尻の〝うにめし丼〟、山形の〝米沢牛ステーキ丼〟、八戸の〝八戸銀サバトロづけ丼〟などこの選手権で有名になった丼ぶりが多くあります。果たして今年話題になるどんぶりは何だろう

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昨年の選手権で上位入賞しシード権を獲得したこの3つのどんぶりは優勝の可能性が高い。
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 そして、今回予選会を突破した11のどんぷりが新たに参戦。全部で14のどんぶりですが、ボクが試食に選んだのはこの2つ。
越前町の蟹料理名店〝滝の川〟が出品した〝越前蟹飯かに丼ぶり〟。
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炊きたての蟹炊き込みごはんの上にトッピングしたのはもみ海苔、蟹のほぐし身、蟹みそ、いくらの醤油漬け。全部ハーフサイズで500円。
ボクの分のいくら、いくらでもいいよ。
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蟹飯が温かで蟹の風味がたっぷり凝縮。
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そして次に選んだのは、富山の駅弁で全国に知れ渡っている〝富山ますのすし本舗の源〟が出品した〝富山白えびますとろ丼〟。白えびの食材は第1回選手権で〝白エビかき揚丼〟で優勝した実績があります。創業130年の老舗名店が満を持して出場。優勝の期待が持たれます。果たして、他のブースに比べて長蛇の行列でした。
待ってるとおばちゃんに声掛けられました。
アタシ、このお祭りが大好き。毎年ここに来るのが楽しみなの。
もしかして富山のご出身ですかと聞くと、
いいえ、東京生まれなので田舎がないの。だからここに来るのが楽しいのよ。
この気持ち、シティーボーイのボクにもよくわかります。
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真ん中は、卵黄の天ぷら。富山湾の白い宝石の白エビの天ぷらと、定評のますとろが奏でる富山湾のハーモニーは絶品です。
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2枚のどんぶりチケットと交換に頂く1枚のコインで投票。一番多くコインを獲得したのが優勝となります。
ところが家に帰ってズボンのポケットの中にありました
投票、忘れてしまいました。
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1月21日(日)までやってます。(((o(*゚▽゚*)o)))
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どん久のカツカレー/緑が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

自宅の近くで美味しい丼モノを探していたら偶然に見つけました。
えっ、嘘こんなに近くにブラックカレーがあるとは・・・。
緑が丘駅前の〝どん久〟という定食屋さんです。

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中はL字カウンター席のみ。10席位です。
和服で割烹着の女将さんがひとりでやっています。
東工大がすぐ近くなので普段は学生さんでいっぱいですが、今日は土曜日。学生さんぽい人はいませんでした。
定食が安い。
先客が頼んだ牛焼肉定食はボリュームあるのに850円。
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どん久のおすすめ品は味自慢の〝カツカレー〟。値段も800円。
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ネットの写真はどう見ても〝ブラックカレー〟。カレーと言えば黄色が定番。世の中、黄色のカレーが圧倒的です。それはカレー粉の成分にターメリックを使うことが多いから。でも、カレーにターメリックを使わなければならないという決まりはありません。ブラックカレーが存在します。有名なのは、日本で初めてブラックカレーを作った西洋料理の〝東洋軒〟。三重県津市に本店がある東洋軒は明治22年に東京・三田四国町、現在の芝2~5丁目あたりで開業しました。関東大震災を機に〝東の魯山人・西の半泥子〟と並び称された百五銀行の頭取〝川喜田 半泥子(かわきたはんでいし)〟が東洋軒を津に誘致しました。ブラックカレーは、東洋軒初代料理長〝猪俣 重勝〟に半泥子が作らせたのが始まりです。
他にも、〝金沢ブラックカレー〟や〝富山ブラックカレー〟が有名です。
 
逸る鼓動を抑えて待ちます。黒に合わせて〝黒ラベル〟。
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目を上げると可愛い猫の陶器。
片口にしては大きすぎるし・・・。
女将さんはよく分かりませんが金魚鉢ではないかなあと。
Googleの画像検索を使うと一発で解明。
果たして〝陶器 覗き猫の金魚鉢・洋蓮柄〟でした。女将さん正解
猫好きの女将さんは何年か前まで実際に猫を飼っていたそうです。最近は体力がないので諦めたとのこと。
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遂に登場
どう見てもブラックカレー。
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サラダは、2種のパスタ入り。そして白菜の漬物とたくわん。特に、白菜は価格高騰でとんでもない価格になっています。
でも高い白菜の漬物を残す若い人が結構いるそうです。たくわんは食べるのにと。寂しそうに言います。漬物を子供に食べさせる家が少なくなっているのかも知れませんね。
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カツもこの値段では考えられない大きさ。肉厚もあります。
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味自慢の看板に偽りなし。
ブラックカレーは都内では珍しいですよと女将さんにお聞きしましたが反応はいま一つ。
2006年に亡くなったご主人が全てのお料理と価格を決めていたそうです。これもご主人から赤ワインを入れるように教えられたそうです。だから無くなって12年経った今もずっと同じメニューと価格を守っています。儲けるつもりもなく一人だからお客さまが多く来て貰ってもやって行けない。来ないと困るけど・・・、と控えめに仰っていました。
創業44年になる〝どん久〟。どんはゼロ意味し、久は9。つまり0-9の全ての数字を表しているそうです。さすが理系の雄〝東工大〟の学生たちが押し掛ける店です。
開店当初に来てた学生も今や定年退職の齢。中には他大学の副学長になった学生もいるそうです。
最近の学生はみないい子ばかりです。孫みたいな可愛い子ばかりです
と目を細めます。可愛い学生を見てると値段も上げられないと言う女将さん。
でも東大生の親の平均年収は1千万円というご時世。気を遣い過ぎかと(笑)
先日も19歳の時から通ってくれた学生さんが結婚相手を連れてやって来ました。その彼女は彼よりずっと年上でした。
きっと今の男子学生は女性のしたたかさをあまりに知らな過ぎるのでは・・・。女子学生も来ますが会話の内容は男子学生の方が子供っぽいですよ。(笑)
女性の女将さんが言うのも面白いですねと返しました。
夜も値上げを忘れた居酒屋。1合350円の会津の美味しい純米酒もありました。今度は夜に来ようっと。

せとうち旬彩館の今治焼豚玉子飯/新橋(どんぶりスコア15/20★★★)

あけまして、おめでとうございます
今年もどうぞ宜しくお願いします m(_ _)m

2018年最初の投稿は、昨年11月に〝西日本 B-1グランプリ@明石〟で見事ゴールドグランプリを獲得した〝今治焼豚玉子飯〟です。
新橋駅銀座口から徒歩1分。
1階は、香川、愛媛の特産品の物産館。〝香川・愛媛〝せとうち旬彩館〟の2階に〝レストランかおりひめ〟があります。
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愛媛県のイメージアップキャラクター〝みきゃん〟がお出迎え。
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レストランかおりひめのメニューの大半は、香川県のさぬきうどん。
今日から〝年明けうどん〟がスタート。
どこかのテレビ局のクルーが取材に来ていました。
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おっ~
突き当りの窓際に〝鬼瓦〟。愛媛県今治市菊間地区の特産品〝菊間瓦〟。
 厄除けと装飾を併せ持ち家を守ってくれます。この鬼瓦は起源を辿ればギリシャ神話に出て来る怪物〝メデゥーサ〟に到達。メドゥーサを模した石像ががシリアのパルミラで作られ、シルクロードを経て日本の奈良時代に伝えられたのがこの鬼瓦の元祖です。
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愛媛と言えば、〝伊予柑〟。
ジューシーな伊予柑をたっぷり使った〝伊予柑ハイボール(480円)〟。中村愛媛県知事も懸命に売り込みます。
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〝今治焼豚玉子飯〟と〝ミニさぬきうどん〟のセットは930円。
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白飯の上に焼豚。その上に2個の目玉焼き。
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とろとろの半熟玉子を崩して焼豚と絡めます。
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〝今治焼豚玉子飯〟のキモはこの〝タレ〟。
このタレがこのどんぶりの美味しさの決め手です。醤油をベースに水あめ、砂糖、糖みつや生姜、にんにくなどが入り甘くて濃厚なタレです。
 50年前の中華料理の〝五番閣〟賄い食だった〝焼豚玉子飯〟。あまりの美味しさに廃店後も五番閣出身の料理人によって受け継がれ、やがて今治のソウルフードになりました。現在では市内で20店舗ほどが提供しています。
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そして、隣の香川県のミニさぬきうどん。
コシのあるうどんは人気です。
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お土産にこの魔法のタレを買いました。
家でも真似しようかと思います。

ピーマイの炒飯/自由が丘(どんぶりスコア15/20★★★)

自由ケ丘駅前の路地裏にピーマイというタイ料理屋があります。

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〝ピーマイ〟はタイ語で〝新年〟というそうです。明日は大晦日。そして明後日は新年。

でも、このお店は毎日が〝新年〟。
可愛いタイ人のお嬢さんに聴くと、オーナーが1月1日生まれだそうです。
タイの新年はソンクラーンの4月では
と確認しましたが、確かに1月1日だそうです。
タイの正月の水掛け祭りは赤の他人にも容赦なく水をぶっ掛けるので有名。一度見てみたいですが、その水は濁った川の水。楽しそうだけどちょっと腰が引けます。
取りあえず、ランチ。
ランチのサービスはこの小鉢2品。
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1年前に食わず嫌いを克服したパクチーが乗った春雨〝ヤムウンセン〟です。

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〝玉子スープ〟

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土曜日の日替わりランチは〝カオパット・トムヤム(850円)〟。
カオパットは〝炒飯〟。〝トムヤム〟はトムヤムクンペーストで酸味と辛味が混ざった海老入りスープのペーストでカオパットや色々なお料理の味つけに使われます。ココナッツミルクの味もします。
〝ナシゴレン〟ではと思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
ナシゴレンは、マレーシアやインドネシアの炒飯で、カオパットはタイの炒飯です。
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赤ピーマン、青ピーマンが入ってます。
そして海老も・・・。
タイへん美味しい。

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+100円でジュースが付きますが、+150円で美味しいコーヒー。
クリスタルカップでおしゃれ。

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おまけに、連れが食べたトムヤンクンらーめん(900円)。基本は、乾麺のライス・ヌードル(センレック)ですが、+100円で生麺。美味しそうです。

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長崎飯店の麻婆飯と天津飯/道玄坂(どんぶりスコア16/20★★★★)

渋谷にスター・ウォーズ/最後のジェダイを観に行きました。1977年のオリジナル・トリロジー(旧三部作)エピソードⅣ以来今回のシークエル・トリロジー(続三部作)エピソードⅧまで全てを妻と一緒に劇場で鑑賞して来ました。前作(エピソードⅦ)では不覚にも二人とも途中で寝てしまいましたが、今回は始めから息もつかせぬ展開。あっという間の2時間32分でした。

 終わったのが19時30分過ぎ。お腹も空いたので食べて帰ることに・・・。
映画館の直ぐ近くの道玄坂の裏通りにある〝長崎飯店〟に羽付き餃子でも食べようということになりました。
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 店内はほぼ満席でしたが、運よく円卓の相席が2席だけ空いてました。と、言ってもここはどんな場合でも相席。容赦なく詰め込まれます。美味しくて人気があるから仕方ありません。
先ずは、ビール。
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そして餃子。2人前の立派な羽付きです。
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メニューを見ると、
天津飯(かに玉かけ飯)
麻婆飯(豆腐の辛子煮入りかけ飯)
とあります。
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この〝かけ飯〟。ぶっかけ飯は武士の社会が始まったと共に日本古来の調理スタイルです。白米に餡等をぶっかけて食べるスタイルは日本人が確立したものです。
天津飯のご飯の上に乗っている〝かに玉〟は、中華圏では〝芙蓉蟹(ふようはい)〟と呼ばれてていますが、〝天津飯〟は日本にしかないメニューです。
同様に中国の四川で誕生した〝麻婆豆腐〟をご飯に載せて提供する〝麻婆飯〟、〝麻婆丼〟は日本で誕生したものです。日本人は白飯の上に、旨味のあるソースを掛けるのが大好きです。
ワタシが食べた麻婆飯。

 

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妻が食べた天津飯。
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〝カレーライス〟はイギリスで生まれて日本に入って来たとか、日本の海軍が採用したからカレーライスが日本の国民食になったとか真面目に言う偉い先生たちがいます。それはそれでいいのですが、日本人は、白飯にコクのあるソースをぶっかけて食べる〝ぶっかけめし〟の文化を700年以上続けています。それは1+1=2の文化ではなく3にも4にもなる美味しい文化だということを日本人が一番よく知っているからです。
長崎飯店の記事については、こちらもお読みいただければ幸甚です。

→ こなもんや三度笠

築地銀だこのタレかつ丼/都立大学駅前(どんぶりスコア14/20★★★)

都立大学駅前を散策してたら見つけた〝築地銀だこ〟。ここのたこ焼きは美味しいですね。店名の〝築地〟や〝銀座〟とは無縁の群馬のスーパーが始めた小さなたこやき屋。あれよあれよという間に巨大な外食チェーン店に成長。今や念願の築地にも銀座にも出店。成功の秘訣は、冷凍ではなく冷蔵の良質な蛸を使ったこと。ヘルシーな油で焼いたこと。そしてとても美味しいこと。

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銀だこが夜に〝銀だこハイボール酒場〟をやっていることは知ってましたが、ランチを出してることは知りませんでした。
しかも新潟の郷土料理〝タレかつ丼〟をお手頃価格で・・・。
これは食べねば。
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入口近くに美味しそうなたこ焼きが隊列を組んでいます。

 

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夜はハイボール酒場。
ビールサーバーやウィスキー、焼酎が手招きしながら並んでます。(笑)
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タレかつ丼の食前酒代わりにたこ焼き。
人気の〝チーズ明太子(4個350円税別)〟。
チーズたっぷり。明太子のビリ辛がいい。
カリカリの皮を齧ると中から熱々の生地まみれの大きな蛸が現れます。
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そして〝タレかつ丼(上 税込み650円)〟登場。
大きなヒレかつが4切れ。
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フォッサマグナ(大地溝帯)を境に、福井のソースかつ丼文化と新潟のタレかつ丼文化は分かれるのかも。(笑)
醤油をベースに味醂を加えた甘めの味。美味しいです。
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丼モノの魅力は、この醤油ダレがしみ込んだご飯。どんぶりの中のこの一体感。これが魅力です。

タレかつ丼を取り扱っている銀だこは一部の店だけだそうです。見つけたら是非、お試しください。

万豚記の土鍋飯と炒飯/都立大(どんぶりスコア16/20★★★★)

食文化創造を標榜する〝際(KIWA)コーポレーション〟が運営する〝万豚記(ワンツーチィ)〟

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看板を見ると丼ものの〝土鍋飯〟があります。
これは入らねば。

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今週のランチは〝豚肉キムチあんかけ土鍋ごはん(880円)〟。

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出てきましたよ。
土鍋ごはんに玉子スープと搾菜(ザーサイ)。

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湯気が立ち上り、レンズが曇ります。

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熱々の豚キムチとごはん。旨辛味がとても美味しい。

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〝大葉入りアンチョビの炒飯(980円)〟。
カタクチイワシを塩漬けし発酵させオリーブオイルに漬けたアンチョビには特有の匂いと旨みがあります。パスタではお馴染みのアンチョビですが、炒飯に入れるとこんなに美味しいとは驚きです。

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〝キノコ三種の塩ラーメン〟はハーフサイズ。
量的には一杯弱といったところ。
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万豚記名物の餃子。
ここで餃子も食べないと後悔します。6個で330円(税別)。

 

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流石に美味しい。肉汁が溢れ出ています。
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 際コーポレーションはホテル、旅館、結婚式場まで有し、店舗数475店舗の巨大外食産業グループ。スタートは、基地の街・福生の小さなアンティークショップです。その店がイタリアンを手掛けたことがきっかけで外食に進出しました。今や、傘下に〝紅虎餃子房〟や〝タイガー餃子会館〟も有しています。中華料理が強みです。
 最先端の外食産業を突っ走っている万豚記。本日ご紹介した〝豚肉キムチあんかけ土鍋ごはん〟は1300年~1500年頃に武家文化が生み出した〝ぶっかけめし〟をルーツに持っています。ぶっかけめしは日本の丼ものの原点です。

蒼屋のもつ煮込み丼/蕨(丼ぶりスコア14/20★★★)

埼玉の日本酒のS師匠が激賞する絶品のポテサラの店。

ようやく実現しました。

 

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ファースト・ドリンクは〝金宮サワー(400円)〟。
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早速、目的の〝ポテサラ〟。
一皿、何と100円
価値ある100円。
見てくれは、さほど良くありませんが、オトコと同様中身です。
黒胡椒と玉ねぎの辛味のハーモニーが素晴らしい。

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箸休めの漬物。

山葵を添えるのが心憎い。

 

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二杯目は〝ウーロンハイ(350円)〟。

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看板の焼きとん等の串焼き。100円。

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そして、〆は、もつ煮込み丼の〝煮込みライス(300円)〟。

白飯の上に煮込みが乗っかってる丼ものです。
葱と紅ショウガのトッピングが素晴らしい。
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美味しい煮込みライスと出会えた〝蕨(わらび)〟。市町村の中で日本一小さい5.11㎢の市。台東区の半分の面積です。逆に日本一の人口密度。14千人/㎢。
蕨というからには昔は〝ワラビ〟が沢山咲き乱れる土地だったのでしょうが、源義経が立ち上る煙を見て〝藁火(わらび)村〟と名付けたのがはじまりという説もあります。
〝恋ダンス〟の星野源さんのご両親も蕨で八百屋さんをやってました。
胸の中にあるものいつか見えなくなるもの (^^♪
さあて、これから日本酒利酒の会に向かいます。楽しいゼロ次会でした。(笑)

朝松庵のカレー丼/中目黒(どんぶりスコア12/20★★★)

中目黒駅の東側を東横線と並行して西南方向に延びる〝目黒銀座商店街〟。中目黒駅から徒歩9分の所にある〝蕎麦處 朝松庵〟

 出前もする街の蕎麦屋さんですが、実はこのお蕎麦屋さんは〝カレー丼、カレー南蛮〟の有名な発祥のお店。ここの二代目店主〝角田酉之助〟さんの功績を讃え彼の誕生日・12月1日が〝カレー南蛮(そば)の日〟と制定されています。

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 発祥の経緯は、テーブルに説明書が置かれています。
ふむふむ。
最初、大阪の谷町で〝東京そば〟という名前のお店を開いたのですね。
明治41年秋にカレー南蛮とカレー丼を売り出したのですね。
大阪で大成功して明治43年に東京で同じように売り出しましたが、なかなか上手く行かず大正3年~4年になって漸く認知されるようになったと書いてあります。

 

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それでは、〝カレー丼〟から行ってみましょう

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次に〝カレー南蛮そば〟
両者の違いは、〝白飯〟か〝蕎麦〟です。
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カレーライスの作り方を日本に最初に紹介したのは、明治5年(1872年)の仮名垣魯文の〝西洋料理通〟と敬学堂主人の〝西洋料理指南〟です。ほぼ同時期に出版されました。
カレーライスの作り方が紹介された38年後に日本初のカレー丼が大阪・谷町の〝東京そば〟で誕生しました。このカレー丼は〝カレーライス〟とは違います。カレーライスをどんぶりに入れたものではありません。
 現在の朝松庵のメニューには〝カレー丼〟と別に〝カレーライス〟があります。現に、隣のテーブルで若い人がカレーライスを食べていました。
 どこが違うのか、女将さんにお聞きしました。
カレーライスは、塩がベースです。カレー丼しそばつゆなんです。
笑って答えを教えてくれました。
カレーソースをそばつゆで割る、このことは蕎麦屋さんでしか思いつかない革新的なレシピです。

 

ソバリストランテ・ナールのそぼろ丼/銀座(どんぶりスコア18/20★★★★)

 お笑いタレント・ホンジャマカの〝石ちゃん〟こと石塚 英彦さんが〝メレンゲの気持ち〟(日本テレビ 毎週土曜日12:00-13:30)で開店間もない〝ソバリストランテ・ナール(Soba Ristorante na-ru)〟を訪れてから3年経ちました。(2014年5月3日)
 〝まいうー(美味い)〟の食レポは視聴者の好感を呼びます。石ちゃんの食レポは、常に作り手の気持ちに立ちます。ナールの〝イタリアンな蕎麦〟に衝撃を受け、まいうーを連発。当時食べたトマト風味の〝アマトリチャーナそば〟を大変気に入ってました。
 あれから、ナールのメニューの数はさらに増え、しかも内容も進化。久しぶりに訪問しました。
  丁度、店主の山崎祥平さんが蕎麦打ちの真っ最中。見事な水廻しです。
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ランチ・メニューはこの通り。
本日は、〝Cセット〟でごはんを〝そぼろ丼(山椒醤油味)〟にしました。

 

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先ずは、グラスビール。 他では、なかなか飲めない〝白穂乃香(しろほのか)〟。生きた酵母をそのまま残して最高の味。
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ドレッシング・オリーブオイルのサラダ。
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そして山椒醤油味の〝そぼろ丼〟。
このぴり辛のそぼろがバカ旨。無料の大盛りにすべきだったかなあとちょっと後悔。
甘過ぎず、それでしっかりした味付け。
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パスタ風の蕎麦は、ピッツァ・マルゲリータを彷彿させる三色の変わり蕎麦。
緑は、〝バジル〟の野菜パウダーを練り込んだ蕎麦パスタ。
赤は、〝赤ピーマン〟の野菜パウダーを練り込んだ蕎麦パスタ。
そして白は、〝パルメジャンレッジャーノ〟。
蕎麦は、オリーブオイルト塩で味付けしてあるのでそのままチーズを絡めて食べても美味しい。
温かいそばつゆも別途用意されているので上からぶっかけにしても良し。
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来月には開店4年目を迎えるナール。ますます目が離せないイタリアンな蕎麦屋です。

ビストロオーズの鮪のヅケ丼/中目黒(どんぶりスコア16/20★★★★)

粉雪舞う季節はいつもすれ違い
人混みに紛れても同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに

レミオロメンの別れの名曲〝粉雪〟。
恋人たちが1年の中で最も別れる時期は2月後半から3月初頭だそうですが、次いで多いのがクリスマス直前の2週間。
そう、今なんですよ
イギリスのジャーナリスト・デビッド・マッキャンドレスの研究チームの調査結果だそうです。
今回の訪問は、中目黒の〝ビストロ・オーズ(BISTRO O’z)〟。東横線東口を降りてすぐの〝中目黒GTタワー〟の裏手にあります。
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狙いは、〝④ 軽く炙ったビストロ風 鮪の漬丼 ウニと卵黄のソース(1,000円)〟です。
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店内に入ると目を惹くのは壁いっぱいに描かれた〝レミオロメン〟のサイン。
レミオロメンのドラムの〝神宮寺 治〟さんが所属する〝ビンテージドラムの会〟のメンバーたちです。
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2014年8月1日の暑気払いがこの店で開催されオーナーのリクエストでメンバー全員が壁にサインしました。
緑色のTシャツ後ろ姿が神宮寺さん。犯行現場・証拠写真です。
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パルメザンチーズをふりかけた〝グリーンサラダ〟。
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野菜たっぷりの〝ミネストローネスープ〟。
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そして〝軽く炙ったビストロ風 鮪の漬丼 ウニと卵黄のソース〟登場です。
上から見ると・・・。
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横から見ると。
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鮪の漬けに接近すると・・・。
ご飯は酢飯ではありません。醤油風のソースで白飯を軽く味付け。その上に炙ったヅケマグロ載せて、ウニと卵黄のソースをふりかけます。
絶品の味です。
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鮪は今は高級魚。しかし鮪を醤油に浸ける〝ヅケ〟が出来るようになった江戸時代後期までは、嫌われた〝下魚〟でした。
〝ねこまたぎ〟と言われ猫でさえ振り向きもしない不味い魚とバカにされました。
古事記や万葉集では〝シビ〟と呼ばれていました。シビは〝死日〟や〝死人〟につながるイメージを持たれていました。鮪は大きいので〝菰(こも)〟に包まれて大八車で運ばれる様子はまるで死体を運んでるようだと揶揄されました。
しびと呼ぶ声の響き、死日と聞えて不吉なり  (慶長見聞集)
ヅケという魚の画期的な保存方法が発明され、華屋与兵衛が〝握り〟寿司を生み出してから江戸っ子は鮪ヅケ寿司が大好きになりました。
食後のコーヒーもランチ代金に入ってます。
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恋人たちが別れるリスクの高い2週間。
別れる確率が一番高いのは今年で言えば
12月11日12月18日の月曜日。
12月25日のクリスマス当日は最も低いそうです。
心当たりのある方は、
ビストロ・オーズで仲良く食事して〝3月9日〟まで乗り切ってください

磯丸水産のとろサーモン丼/自由が丘(どんぶりスコア12/20★★★)

石の上にも三年

忍耐強く頑張っていればいつかは報われるという意味です。昨夜の〝M-1グランプリ〟。優勝したお笑いコンビ〝とろサーモン〟は2002年にコンビを結成。15年間下積み生活を続けて来ました。3年間ずつ座る石を変えれば5個の石を替えて座り続けたことになります。
 サーモン村田(村田 秀亮)とサーモン久保田(久保田 和靖)は同じ宮崎の高校の同級生。二人は卒業するとNSC(吉本総合芸能学院)に入学。でもサーモン久保田はサーモン村田とコンビを組むまで相方を23人変えています。
その期間を入れれば苦節20年。M-1出場は今年が最後のチャンス。土壇場での快挙になりました。
そんでもって、〝とろサーモン〟の優勝を祝してご近所の〝磯丸水産〟へ。
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充実した旨いさかな〝丼(どんぶり)ランチ〟。
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選んだのは〝サーモンといくらの親子丼(830円)〟と〝とろろ昆布うどん(190円)〟。
酢飯が〝とろサーモン〟で覆われています。
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脂の乗ったサーモンの上に、今年高騰した高級いくらが乗ってます。
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お吸い物代わりに温かいとろろ昆布うどん。
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〝サーモン丼〟を勝手に〝とろサーモン丼〟と書いてこじつけましたが、〝とろ〟という部位の厳密な定義はありません。脂が多いのをとろと言います。これはサーモンに限ったことではありません。マグロの〝大とろ〟も〝中とろ〟も部位の違いはありません。マグロは腹の〝ハラモ〟という部位が脂の多い部分です。このハラモの部位で脂の付き方によって使い分けています。サーモンは腹辺りを〝ハラス〟と言い、やはり脂が多い部位です。

 鳴かず飛ばずの不遇の時代が長く続いたとろサーモン。サーモン村田は最近になって注目を浴びる出来事がありました。同じ漫才の世界で芥川賞作家になった〝又吉 直樹〟原作〝火花〟がドラマ化。そのドラマが今年2月よりNHK総合で全10話放送。サーモン村田は〝あほんだら〟というお笑いコンビの大林 和也役で出演。おなじ突っ込み役だったこともあり、サーモン村田の
売れたいわー 売れずに終わっていくのかな
というセリフは、売れていない芸人が言った本気の気持ちで迫真の演技と評判でした。
奇しくも、M-1優勝を決めた昨日(12月3日)は、とろサーモンの村田さんの38歳の誕生日でした。

寿福のカレーチャーハン/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

ボクは3つしないと決めてることがあるんです
説教をしない 昔話をしない 自慢話をしない
だからそうしないためにボクはエロ話をするんですよ

歳を取ったり、成功者になるとついついやってしまいます。〝純じい〟こと〝高田 純次〟さんのモットーです。〝Mr適当〟とか〝ミスター無責任〟とか呼ばれてますが、何とカッコいい 粋ですね。
先輩として指導したと豪語する●鵬や▲馬富士に聞かせてやりたい。
70歳のちょい悪爺さん・純ちゃんが平均すると週に一度通ってる中華料理屋さんがあります。中華料理屋という立派なものでなくラーメン屋〝寿福〟。自由が丘と緑が丘の中間位にあります。この小さなラーメン屋さんの常連さんは、ソフトバンクの王貞治さん、女優の萬田久子さんなんかも・・・。萬田さんは転居したので最近はいらっしゃいませんが純ちゃんも王さんも家が近い。長く愛されて来たお店です。
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創業は今年で59年。店主の〝池田 大生〟さんは3代目店主。3代目が厨房に立つようになってから25年も経過してます。
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取りあえずの一杯は〝生中(500円)〟。
ギンギンに冷えてるジョッキは止渇効果大。
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そして野菜のしゃきしゃき感たっぷり残る〝肉野菜炒め(730円)〟。
醤油の味つけが抜群です。
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〝手作りギョーザ(5個480円)〟。うんうん旨い、旨い
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大人の辛さの〝麻婆豆腐(900円)〟。お豆腐が丸々一丁。
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〝紹興酒の熱燗(500円)〟。
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ラーメン(630円)は麺半分でお願いしました。シンプルな東京ラーメン風の味でめちゃ旨い。
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本命の〝カレーチャーハン(730円)〟。
ボリュームも味も最高。
火力が強く玉子でコーティングされた米粒はパラパラ。
中華の美味しい味の決め手は、火のチカラを使いこなすことなのでしょうか。
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美味しい自家製チャーシューの細切れが惜しみなく散りばめられています。
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寿福は、どの料理を食べても外れがありません。
今宵は純ちゃん出現せず。
そろそろお暇いたしましょう
そうそう、今は無きワタシの出身会社・三和銀行のルール。
飲み会でたくさん喋った人が一番多く支払う
若い人に説教垂れての飲み会は禁止という先輩方の戒めです。
後輩や子供への教育は背中を見せてやるものですね。
純ちゃんがこの店に長いこと通い詰める理由
粋な純ちゃんが好きなのは粋な料理人がいる店。
その間尺に寿福が合ったのだと思います。
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山形山の釜めし/月島(どんぶりスコア16/20★★★★)

上から読んでも山本山 下から読んでも山本山

故・芥川隆行TBSアナウンサーの〝山本山〟のCMの名ナレーション。よく間違えられるのは女優・山本陽子さんの〝山本海苔店〟のCМ。両者は別会社です。
 昔は、お歳暮や謹賀新年のご挨拶に海苔やお茶は欠かせませんでした。
ワタシ、学生の頃、大女優の山本陽子さんと旧TBS会館の地階にあったチョコレートケーキでお馴染みののイメージ 10喫茶店で同じカウンターに座ったことがあります。
とても綺麗な女優さんでしたよ。
 月に一度〝月島〟で野暮用。出掛ける度に周辺の美味しい丼モノ探し。今回は、〝山形山〟を訪問しました。
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花番の若い女の子に上から読んでも〝山形山〟ですねと言うと、
右から読んでも左から読んでも山形山です
と笑います。この有名なCМ知るワケないですよね。1990年頃の放送ですから。
月島駅至近の〝山形山〟は、都内に〝鳥番長〟、〝日本焼肉党〟などレストランチェーン店9業態・14店舗を展開する〝株式会社バイタリティ〟の焼肉と釜めしの業態店。山形山のコンセプトは名前の通り山形県の味。
気になるメニューは、山形・寒河江(さがえ)の〝冷たい肉そば(850円)〟。隣町の〝河北町〟で誕生した冷たい肉そばは真冬でも冷がけの蕎麦。成鶏(親鶏)の硬い肉をトッピング。そばつゆは旨味の鶏だし。鶏肉の食感も大好きな郷土そばです。
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挽きぐるみの黒い蕎麦はコシが強い田舎そば。
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そして、山形と言えば〝山形牛〟。山形は日本三大和牛のひとつ〝米沢牛〟生産県。全国的に有名になったので県内の肉牛の生産は高まり総称としての山形牛の生産が盛ん。
ここ山形山も美味しくて品質の良い山形牛の焼肉で定評です。
頼んだのは、〝山形牛リブロース釜めし(1380円)〟。サラダ、八丁味噌の味噌汁、小鉢付き。
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蓋を開けると、立ち上る湯気の中からリブロースと葱の上に乗った半熟玉子が現れます。
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玉子を崩すと、すき焼き風。
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お茶碗によそいます。

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味付けはもすき焼き風で甘めのタレ。お茶碗三杯分とボリューミーです。
蕎麦と肉と日本酒。山形は美味しい食べ物がいっぱい。今回は呑みませんが、山形の日本酒も最高です。

やぶそばのきつね丼/大岡山(どんぶりスコア12/20★★★)

昨日、ミシュランガイド2018掲載店の発表がありました。

グリーングラスの関根さん、やっこ(こは変体仮名)の西田さん、もりいろの土屋さん、紫仙庵の宮下さん、初受賞誠におめでとうございます。日頃のご精進の結果で当然と言えば当然ですが、これを機会に看板の重みはさらに増したと思います。
 看板と言えば、昔は〝暖簾(のれん)〟の重さが明確でした。〝暖簾分け〟の為に長くて辛い修業に耐えて努力した人々が多くいました。その結果、〝やぶ〟や〝更科〟、〝砂場〟、〝長寿庵〟等々の看板や暖簾を掲げることを許されました。
 昨年のミシュランガイド2017初受賞した〝蕎心〟の浅見さんは、池の端藪蕎麦、まつや、小松庵で修業しましたが、どの修業店の名前を感じさせる看板や暖簾もありません。お料理を頂くと、あっ、これはこの修業店の伝統の味だなあと感じるものがあります。同じ池の端藪蕎麦で修業した静岡・島田の名店〝藪蕎麦 宮本〟や〝かんだやぶそば〟で修業した〝上野藪そば〟が看板に〝藪〟という文字を使っているのと違います。
 1860年頃、蕎心のすぐ近くにある〝団子坂〟に〝蔦屋〟という蕎麦の名店がありました。大きな竹藪が近くにあり〝やぶそば〟と呼ばれて人気がありました。その蔦屋の団子坂支店の暖簾を譲り受けたのが神田藪蕎麦の初代でした。その後〝藪〟の暖簾は大きく広がりました。大正時代に〝藪〟の暖簾を商標登録しようという動きがありましたが、その時は既に暖簾分けが明確でない店舗も多く、ひとつにまとめることができなかったようです。しかし〝藪〟や〝やぶ〟の名前は、それだけで美味しさを感じる十分な効果があります。ワタシが数えたら東京23区内に〝やぶ〟の名前を掲げている店が115店舗ありました。
東急池上線と目黒線の合流する〝大岡山〟駅。日本のエリート技術者を輩出する東京工業大学の街です。ここにも〝やぶそば〟があります。昭和28年創業の老舗です。
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 この大岡山の〝やぶそば〟、凄い店です。どう凄いのかと言えば、ワタシが知っている昔の蕎麦屋さん。ファミレスがなかった頃、街の蕎麦屋さんは、デパートの大衆食堂であり、居酒屋であり、定食屋の機能をすべて有しています。そして大岡山のやぶそばは東工大の第2学食でもあります。
蕎麦屋さんとしてメニューの数は恐らく日本一。花番さんにお聞きしたら物好きのお客さんが数えて270もあったとか・・・。
 11時~21時30分迄の通し営業。店内からお客さまの姿がなくなることはなく、一日に数百人の来店客数のようです。
常連客の殆どが入口の近くにあるホワイトボードを見て席に着くまでに注文を決めます。
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 A定食かB定食は小鉢の違い。鯖、鮭、赤魚、ムツ、イワシ、サワラ、かじきを選びます。これだけでも十分なのにミニのもり、かけ、冷かけ、ラーメンを250円でつけられます。殆どが1000円以内で満足、満腹になるよう価格設定されています。
しかもこの他に、カレーやチャーハン、ハンバーグまであります。
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ワタシが選んだのは、〝お化け丼〟と〝ミニもりそば〟。ミニモニではありません。

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お化け丼ってなんだと思いますか
関西の人には分かりずらいのですが、東京できつねと言えば蕎麦に〝お揚げ〟が乗ったもの。たぬきと言えば蕎麦に〝天かす〟が乗ったもの。お化け蕎麦というのはその両方が乗ったものですが、お化け丼は、お揚げに衣をつけて油で揚げています。お揚げカツです。きつねとたぬきの化かしあいです。
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よ~く見るとイカフライも・・・。きつねがイカに化けちゃった。(笑)
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 ミニもりと言ってもそこそこのボリューム。
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しかも蕎麦粉は国産の良いものを使用。さすがやぶの看板を背負ってます。

 

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コシのある美味しい蕎麦。さすがです。
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隣席は中国からの留学生たち。まさに学食。
ここの店主は釣りが大好きで、夜はその釣果をシェアすることもあるとか。地元密着の素晴らしいお店です。
目黒は江戸時代、タケノコの大生産地。大岡山周辺もタケノコ農家が多く、近くの〝すずめのお宿公園〟にその面影が残っています。つまりここがホントの〝竹やぶ〟だったわけ。

にしむらのうな重/目黒不動(どんぶりスコア16/20★★★★)

 目黒の美味しい食べ物と言えば〝サンマ〟。

これは落語から生まれました。それを毎年品川区と目黒区が悪乗りして〝サンマ祭り〟なんてやるもんだからホントに目黒のサンマが美味しいと思い込む方が多い。
 目黒なる 筍飯も 昔かな      高浜虚子
 ホントの名物は〝タケノコ〟なんですよ。江戸鉄砲洲の海運業者・山路勝孝が薩摩の藩邸より孟宗竹を幾株を分けてもらい、或いは直接取り寄せて戸越村の彼の別荘地で栽培したのがきっかけ。そのタケノコがとても美味しかったので、碑文谷村、衾村など品川、目黒全域でタケノコ栽培が盛んになりました。タケノコ栽培の農家はかなり儲かったようで〝タケノコ勘定〟という約束手形みたいに支払期日をタケノコの売り上げで支払う商習慣が生まれたそうです。目黒不動の前にあった角伊勢・内田屋・大黒屋などの料亭は〝名物筍飯〟で評判となり、目黒不動詣での観光客が押し寄せたそうです。
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今はなくなったタケノコと並んで有名な食べ物は〝うなぎ〟。目黒駅を降りて急勾配の行人坂を下ると目黒川にぶつかります。ここに架かってるのが〝太鼓橋〟。
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その橋の袂に〝太鼓鰻〟という鰻屋があったそうです。創業は宝永年間の1700年頃。つい最近まであったそうですから300年以上の大老舗だったのですね。目黒川は昔、水が大変綺麗でこの川に生け簀をつくり鰻を飼っていました。でも太鼓の鰻とは・・・。太鼓持ちの鰻だとこれも〝鰻の幇間(ほうかん)〟で落語。調子のいい太鼓持ちが知ったかぶりをしたために鰻屋の勘定を全部支払わされるというお噺。
 今は、目黒不動の門前に〝八目や にしむら〟という鰻屋が大人気。いつも大行列です。
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この鰻屋さん、大正15年に巣鴨のとげぬき地蔵に創業しました。ここで大成功し二匹目のどじょうでなくうなぎを狙って昭和35年に〝目黒不動〟の門前に開店。
目黒川の生け簀はありませんが、千住の川魚問屋〝松本〟から鹿児島、愛知の美味しい鰻を仕入れています。八目うなぎはアラスカ産だそうですが、本日は入荷なし。名前はうなぎであっても鰻でもないし味も全く違います。
 鰻は注文毎に焼くので時間が掛かります。出て来るまで、ビール(600円)を飲んで待ちます。
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ビールのつまみは〝肝焼き(400円)〟。

 

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お新香の量はたっぷり。
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うな重定食は3種。中、上、特上。
上(3,200円 肝吸い付き)をお願いしました。
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大串の鰻は脂も乗って大きい。ふわふわで秘伝のタレも甘過ぎず美味しい。巣鴨のにしむらが戦争の時、防空壕に持ち出し守ったそうです。
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 タケノコと鰻の名店が目黒不動の周辺にあったのは、創建808年の目黒不動・天台宗 瀧泉寺があり関東最古の不動尊として江戸時代に多くの参拝客を集めたからです。
冒頭の〝目黒のさんま〟という落語も徳川家光が鷹狩にこの地に来た時に権之助坂の頂上あたりにあった家光のお気に入りの茶屋〝爺々茶屋〟があり、時々お立ち寄りになったそうです。ある時、ここで秋刀魚を食べたことが創作の由来と言われています。全くの根拠がないお噺ではないようです。目黒の美味しい食べ物をこれからもご紹介させて頂きます。