〝めぐろ三ツ星食堂〟。目黒駅東口を目黒通りに沿って首都高目黒線の方に坂を下りて行きます。高速の手前を右に入っていくと蔦に覆われた昭和っぽいレストランがあります。三ツ星はミシュランを意識しているのでしょうか。大胆な名前を付けたものですが、ここの美味しさを知ればそのように名付けても許されると理解できます。
表の黒板。黒板あるある。
遂に今日食べられます。既に4回位ふられたメニュー。〝お正油オムライス〟あるある。水曜日にあるらしい。それに気づいてやって来ました。
ここはオムライスとカレーに拘っているお店。既に何度か通い、毎回違うメニューを食しています。どれも美味しい。特に常連さんに人気なのが〝お正油オムライス〟。名前からすると和風オムライスみたいですが。
じらすようにナムル風のサラダが出て参りました。
ようやく王様の登場。目の前に大きなオムライス。ふわとろの玉子の皮で綺麗に巻かれてます。
圧巻はマヨネーズの畝とそれに交差する七味唐辛子とパプリカの畝。うねうねの中から何が出て来るでしょうか・・・。
スプーンでカットすると。こんな感じ。
玉ねぎの微塵切りは少しだけ食感を残し、よく炒められてます。中はお正油で味付けられた鶏肉の炒めご飯。お正油臭くはなくしっとりとした上品な味です。
そしてびっくりするのはこの七味唐辛子のパワー。辛いモノ好きには堪らない美味しさです。まさに旨辛の大人のオムライス。
味覚は〝五味〟という基本味、或いは五原味というのがあります。
1 甘味
2 酸味
3 塩味
4 苦味
5 うま味
五味は味覚受容体細胞の適刺激ですが、辛味は舌や口腔にあるカプサイシン受容体の痛覚とされて五味とは違うと言われています。美味しさには無関係な〝辛味〟が実は私たちの食べ物への〝常習性〟を引き起こします。
では何故人は辛いモノを欲するのでしょうか
それは辛いモノを食べることによって脳に〝恍惚感〟が生まれるからです。二つの脳内ホルモンが恍惚感に関わります。
1 アドレナリン
2 エンドルフィン
辛いモノを食べると脳が危険を感じアドレナリンが分泌されます。その危険状態をリラックスさせ苦痛を和らげるのがエンドルフィンです。麻薬と同じ働きをする脳内麻薬です。
だから辛いモノは脳を苦しめ次に快感がやって来ます。
辛いモノには常習性があり、その辛さを求める嗜好は次第に強まります。