かつて肥後の国・熊本県には〝肥後五鶏〟と呼ばれる鶏がいました。〝天草大王〟、〝熊本種〟、〝地すり〟、〝久連子鶏(くれこどり)〟、〝肥後チャボ〟です。〝天草大王〟は、明治時代に中国から輸入された〝ランシャン種〟に天草地方で飼育されていた〝軍鶏(シャモ)〟と〝コーチン〟を交配させた肉用種。その特長は大王の名の通り、国内最大のカラダの大きさ。背丈は90cm。体重は7kg近くに達します。かつては福岡の水炊き用の鶏としてもてはやされましたが、大型種は産卵率が低く、昭和の初期に絶滅しました。
平成4年にアメリカから稀少なランシャン種を100羽輸入し、残っていたたった一枚の〝油絵〟を参考に7世代交配を重ねた結果平成12年、奇跡の復活に成功しました。
この幻の〝天草大王〟を使った〝究極の親子丼〟が食べられると聞いて早速出掛けました。
中目黒「炭火焼MARU」。とてもお洒落な焼鳥屋です。
この迫力の垂れ幕に圧倒されます。
美味しそうな〝天草大王の親子丼(900円)〟です。
〝釜揚げしらすとレタスサラダ〟。
〝天草大王の鶏ガラスープ〟。
ふわふわ・とろとろの〝天草大王 親子丼〟。
親も親なら子もすごい。2種の卵を使用。兵庫県加古川の〝日本一こだわり卵〟と徳島県阿南市の〝たむらのタマゴ〟です。
大きくて噛み応えのある天草大王は炭火焼で旨味をいっぱい封じ込めています。
タレと玉子が絡み合ったバカ旨のご飯。
至福の宴の後は、シナモンパウダーの掛かった〝牛乳プリン〟。
美味しいMARUのランチ。次回は〝焼鳥丼(1200円)〟がいいな。