状元のスープチャーハン/自由が丘(どんぶりスコア17/20★★★★)

 ドタバタ劇の衆議院選挙が終わりました。今回の選挙でつくづく感じたのは〝その一言が命取り〟。〝このハゲ~〟や〝排除します〟。それで追い風が一気に逆風。怖いものです。

 ところで〝選挙〟という言葉。中国で598年(隋)~1905年(清)まで1300年間続いた〝科挙〟という官僚登用試験から生まれた言葉です。科挙は〝(試験)科目による選挙〟というのが語源です。
 科挙の中で第一等の成績を修めた者に与えられる称号が〝状元〟です。1300年間の科挙の中で状元になった者は僅か「552名」。天才中の天才と言えましょう。誰もが知ってる有名な人は鍾馗(しょうき)。端午の節句に飾られる〝疱瘡除け〟や〝学業成就〟の神さまです。彼は、状元まで登り詰めますが、髭面の大男。ルックスが酷くて悪人面だったので玄宗皇帝は科挙試験に受かった鍾馗の称号を取り消してしまいました。絶望した鍾馗は自殺。皇帝は憐れんで彼を手厚く葬りました。
 自由が丘駅前の飲食街の一角にフカヒレで有名な上海料理の名店があります。科挙の状元を店名に冠した〝状元楼(じょうげんろう)〟
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居並ぶ中華料理店で最高に美味しいと自負しているのでしょうか。確かに美味しさの評価では自由が丘のトップクラス。一段高くなった床。内装や照明、調度品は、上海のフランス租界にあった中国邸宅の材料を移築したそうです。中国の文化とモダンヨーロッパの融合です。
左手の小食堂の入り口には〝ベッドルーム〟の英語と中国語併記のプレートがありました。
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玄関を入ると左手に小さな人形が敷き詰められた箱があります。

英文の説明書を読むと北宋末期、時勢におもねらず〝梁山泊〟に身を隠した108人の英雄たちだそうです。
汚職官吏や不正に対する義憤がやがて悪徳官吏を打倒して国を救うことになります。
時代はいつも変わらないのですね。
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今日は、定評のフカヒレではなく手頃で人気の丼モノのチャーハンを食べに来ました。
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〝高菜のスープチャーハン〟。
美しいですね。崩して食べるのが勿体ない。(笑)
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クコの実も臥龍点睛。決まってます。
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餡とじのスープは優しくて上品な味。チャーハンの高菜はピシッと引き締めます。
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今回は逃しましたが、美味しいと定評の〝天然フカヒレ〟。そして上海料理と言えば〝飲茶(やむちゃ)〟。隣で食べてる焼売や肉まん。蒸し餃子。やはり美味しそうでしたね。 次回は食べに来ますね。

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