オリエンタルビストロKの炒飯/西小山(どんぶりスコア16/20★★★★)

 今年になって食品商品関連の値上がりが大きい。葉物の野菜類の高騰は落ち着いて来ましたが大豆、乳製品、小麦等々の値上がりが家計を直撃しています。夫婦ふたり生活の我が家は2週に一度、電車に乗って西小山にある〝業務スーパー〟に買い出しに。

〝神戸物産〟という食品業で国内最大の製販一体企業のスーパー部門です。生鮮食料品だけではなく加工食品も安くて美味しい。但し、ふたり家族では販売ロットが大きいので冷凍保存できるものを多く購入します。

そのついでに、ランチを食べるのが業務スーパーの並びにある〝オリエンンタルビストロK〟。タイ、ベトナム等の東南アジアの料理を日本人の口に合うようにアレンジしたレストランです。
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ソフトドリンクは無料。コーヒー、ジュース、アイスティーも好きなだけ。

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ランチ時に絶対に注文して欲しいのは〝前菜3点セット〟(300円)。

生春巻、海老トースト、揚げ春巻が付いてます。絶対にお得。
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薬味のスイートチリソースも美味しい。甘さはハチミツ。辛さは赤唐辛子。酸っぱさは酢。

〝生春巻き〟はフォーとともに代表的なベトナム料理で〝ゴイ・クオン(野菜や魚介類を)包んだ和え物)〟と呼ばれています。中国では〝ベトナム春巻き〟と呼び、中国が発祥の〝揚げ春巻き〟と区別しています。面白いのは、英語表記。中国の揚げ春巻きは英語では、そのまま〝スプリング ロール(春巻)〟ですが、生春巻きは〝サマーロール(夏巻)〟と呼んで区別しています。
 生春巻きは〝ライスペーパー〟で包み、揚げ春巻きは小麦粉で作った春巻きの皮です。
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上が〝揚げ春巻き〟で下が〝エビトースト〟。

〝エビトースト〟は食パンの中心に切り目を入れてエビペーストを挟みパンごとあげています。
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メインは〝海老とパクチーのタイ風チャーハン〟(1,000円)。

玉子と海老、ご飯を油で炒めています。
〝炒飯〟はタイ語で〝カオ・パット〟。カオはタイ語で〝ご飯〟。〝パット〟は〝炒める〟の意味です。海老入りだと〝カオパット クン〟となります。
入れる具材によって
カオパット ガイ=鶏肉入り 
カオパット ムー=豚肉入り 
カオパット クン=エビ入り 
カオパット プー=蟹肉入り 
カオパット サパロット=パイナップル入り
となります。
エビ入りのカオパットは美味しい。添えられているの〝レモン〟。
タイでは〝マナ〟というレモンに似た柑橘類が添えられています。
レモンを炒飯の上で搾ると味が一層良くなります。
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デザートの〝杏仁豆腐〟。

店主が持って来てくれました。
前回で顔を覚えてくださり
ブログ読みましたよ
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また、業務スーパーに買い出しに来たら寄らせて頂きます。

2台のキャーリングケースはいっぱいの食料品を詰め込んで重たくなっています。
しばらくは冷蔵庫の中は賑やかだね

大宝のロースかつ重/目黒(どんぶりスコア16/20★★★★)

毎週日曜日の午前7時。日本テレビ系列の〝所さんの目がテン〟は科学・自由研究を中心とした生活情報教養番組で今年29年目となる人気長寿番組です。前回(3月25日)のテーマは、〝とんかつの科学〟。外食チェーン店の中で〝とんかつ店〟が最近、驚異的に増加しているそうです。何故、人はとんかつに魅了されるのかその旨さの秘密に科学的に迫りました。そしてサクサクのとんかつとは真逆のしっとりした〝かつ丼〟の人気の秘密も・・・。

 目黒の〝とかすつ御三家〟と言えば〝とんき〟〝かつ壱〟〝大宝〟。今般、〝とんかつ大宝〟に赴き、〝かつ丼〟の旨さの秘密に迫ってみたいと思います。
 目黒駅前から権之助坂を下って徒歩6分。ランチタイム時には、行列必至の大人気店です。分厚いヒレかつもロースかつも1,050円。生野菜、御新香、味噌汁、御飯付で、キャベツもライスもおかわり自由。コスパが大変高い大宝です。

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選んだのは、〝ロースかつ重〟(1,500円)。

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出てきたのは2段重ねの丸重。

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蓋を取ると、かつ丼(重)なのにご飯とかつ煮がセパレート。

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玉ねぎのスライスと一緒に煮込んだ玉子とじかつ煮です。ご飯の上に、かつ煮を流し込みました。

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分厚い豚ロースの断面は食欲をそそります。

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とんかつの魅力は、肉の柔らかさ。豚肉を焼いたり、油で炒めたりする場合より圧倒的に肉そのものが柔らかいのです。それは、とんかつの〝ころものチカラ〟です。

とんかつの科学では、〝ころもは調理器具〟と断定します。ころもの役割はふたつ。
① 水分や旨味成分を閉じ込めたまま調理できる
② (肉の)温度の上がり過ぎを防ぐために肉が柔らかくなる
サクサク、ジューシーなとんかつはこのころもによって実現します。油で揚げる前のころもは水分が10%。この水分が高熱の油によって蒸発します。蒸発した後の空気の穴がサクサク感。空気をたっぷり吸いこんだころもはダウンコートと同じ。外部の高熱を遮断して肉自体の温度上昇をなだらかにしています。だから肉が硬くならずに柔らかい理由です。
 そしてとんかつの美味しさの魅力のもうひとつは、ころも自体の美味しさです。とんかつのころものパン粉は、通常の食パンではありません。とんかつ専門店の多くは、専門業者によって製造されたパン粉を使います。普通の食パンはマーガリン、バター、脱脂粉乳などを入れます。とんかつ専門店のパン粉用の食パンに添加されるのは小麦粉以外は砂糖のみ。砂糖の配合比率によって揚げたとんかつの色が決まります。薄い色は、糖が少なく、濃い色は糖の配合率が高くなります。パン粉が高温の油できつね色になるのが〝メイラード反応〟です。高温の油の熱でパン粉のタンパク質と炭水化物がアミノ酸と糖に分解にされ化学物質が合成されます。この時、パン粉は何十種類の香ばしさや甘い香りを発生させるメイラード反応が起きます。とんかつのころもは実に美味しいのです。
 そして〝かつ丼〟の美味しさは、サクサク、ジューシーなとんかつにはない別の美味しさがあります。とんかつのサクサク感は、ころもの中に残った空気の穴の効果。かつ丼のカツオだしがたっぷり入ったつゆがその空気の穴に入り込みます。サクサク感は失われても醤油やカツオだしの旨味がたっぷり沁み込みます。これがかつ丼の美味しさです。

ピーマイのチキンカレー/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

安くて美味しいタイカフェ〝ピーマイ〟に来ました。
オーナーのタイ人の誕生日が1月1日。それで新年のタイ語〝ピーマイ〟が店名になりました。
開放的な店構え。ガラス張りの明るい店内です。
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南国ぽいでしょ

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南国らしく壁にヒトデの飾り。 ヒトデはタイ語で〝ダーオ タ レー〟。ダーオは星でタレーは海。〝海の星〟って人の手よりロマンチックな名前です。タイ料理の名前に〝ダーオ〟という名前をよく聴きます。ダーオは〝卵〟も意味します。カイ或いはガイは鶏なのでカイダーオは鶏の玉子。目玉焼きのことです。

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なんてことを考えてたら玉子やチキンの入ったお料理が食べたくなりました。
日曜日の日替わりランチは〝ガイパッポンカリーラートカオ〟が850円。

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パッ = 炒め ポン = 粉 カリー = カレー。ココナッツミルクで玉子とじをしたところ大変美味しくなりタイの人気メニューに・・・。〇〇パッポンとあれば、玉子とじと思えばよろしいかと。
そしてラートカオはラート=注ぐ。カオ=米なので〝ぶっかけ飯〟。
ガイパッポンカリーラートカオは〝ふわとろ玉子入りのチキンカレー〟ということになります。
と、タイ語の勉強が終わったら出て来ました。
玉子スープ付きです。

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チキンがゴロゴロ入ってます。とてもボリューミー。
お腹が空いてたのでワシワシと食べてしまいました。
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パクチーが乗った春雨〝ヤムウンセン〟のサラダも付いてます。

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満足の逸品でした。ピーマイさん、ご馳走様

腰塚のコンビーフ丼/焼肉(どんぶりスコア16/20★★★★)

コンビーフ(corned beef)の概念を全く変えたのが〝腰塚の手作り極上コンビーフ〟。創業昭和24年の千駄木・コシヅカハムが作っています。親会社の株式会社コシヅカは、東京食肉市場の仲卸の会社なのでコシヅカハムは材料の上質の牛肩バラ肉を安価で調達出来ます。粗粒の岩塩で塩漬けしたバラ肉を蒸し、手でほぐし、黒毛和牛の乳脂と和えています。この絶品の手ほぐしコンビーフを最高の条件で食べたい。自由が丘の〝焼肉・腰塚〟に行きました。

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自由が丘駅徒歩2分。精肉店〝黒毛和牛 腰塚〟の2階が焼肉店。

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〝腰塚の特上コンビーフ丼〟。サラダ、コムタンスープ付きで1,000円(税抜)。

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コムタン(牛テール)スープも温かくて美味しい。

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卵黄を溶いてコンビーフと和えてパクリ。あ~ぁ、堪りません。♬
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缶詰のコンビーフをさほど美味しいと思ったことはありません。しかし。このコンビーフは、缶詰のコンビーフと全く別物です。玉子にまみれた肉の糸を熱々の米粒に巻きつけて口の中へ放り込みます。乳脂の甘味と共に牛肉の旨味が口いっぱいに広がります。

 ところで、コーンビーフを英語で書くと〝corned beef〟。〝corn〟はとうもろこしのことです。牛の飼料にコーンを使うからでしょうか
違います。とうもろこしの粒を連想させる粗粒の塩でビーフを浸け込むという意味です。牛肩バラ肉の塩漬け。腰塚のコンビーフ丼はコンビーフの最も美味しい食べ方です。

オリエンタルビストロKの海南鶏飯/西小山(どんぶりスコア16/20★★★★)

タイ料理の好きな女性が多いですね。ワタシの住む自由が丘にも多くのタイ料理屋さんが最近、次々と出店してしのぎを削っています。

 東急目黒線〝西小山駅〟徒歩2分の〝オリエンタルビストロK(ケー)〟はアジア多国籍料理店です。今年4月で開店4年目。
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11時半の開店直後というのに店内は若い女性、近所の主婦で満席。9割が女性。美味しくてコスパが高い店というのがすぐに分かります。

 店名の〝K〟はオーナーシェフの苗字の頭文字。近隣に東南アジアの外国人シェフの店が多い中、ここは日本人シェフ。食通の評価が高い名店。
 訪問のきっかけは〝シンガポールチキンライス〟というメニュー。カオマンガイもシンガポールチキンライスも〝海南鶏飯(ハイナンチーファン)〟というカテゴリーの料理。鶏の脂で炒めた米を鶏の茹で汁で炊いたご飯が主役。そのチキンライスの上に茹で鶏のスライスがトッピングされています。カオマンガイとシンガポールチキンライスとどう違うのでしょうか
その疑問に見事に答えてくれたお店でした。兎も角、ここのシェフの東南アジア料理に関して知識と技術は半端じゃありません。
ソフトドリンクはフリードリンク。
マンゴージュース、グレープジュース、トロピカルアイスティー、コーヒー等々。
ワタシが選んだのは〝シュトラウス・グリーンティ〟。初めて飲みましたがなかな美味しいです。
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グリーンサラダ。トッピングのコーンとエスニックなドレッシングが美味しい。

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別注の〝前菜3点セット〟は、生春巻き、海老トースト、揚げ春巻きが嬉しい300円。

生春巻きはぷりぷりの大きな海老が2匹も・・・。濃厚な海老のミンチがたっぷり詰まった海老トーストも絶品。熱々の揚げ春巻きも素晴らしい。ソースは〝スイートチリソース〟。
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お待ちかねの〝シンガポールチキンライス(1100円)〟。

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シンガポールチキンライスの基本は定番の3つのソース。茹で鶏をこのタレに浸けて食べます。一番手前の赤いのは〝チリソース〟。真ん中の黄色は、〝生姜〟。生姜&レモンソースかも知れません。そして黒いのは〝タイ醤油〟。

シェフの話では魚醤は使わず、タイの大豆のソイソースをメインにしてオリジナルに作っているそうです。たまり醤油のようにドロッとして甘味があります。タイ醤油にも、日本と同じように薄口醤油、濃口醤油、たまり醤油があります。甘味が強いので、たまり醤油の〝シー・ユー・ダム・ワン〟のブラック・ソイ・ソースに近いのかも

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この鶏の茹で汁の炊き込みご飯の味が濃厚。鶏脂の旨味がたっぷり沁み込んでます。

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デザートは〝ブラン・マンジェ〟。バニラ・プディングみたいです。しかし、この海南鶏飯のデザートに〝ブラン・マンジェ〟を出すシェフの料理に対するこだわりに感服です。何故なら、ブラン・マンジェの歴史は7世紀に中東で砂糖とアーモンドで作られたのが始まり。13世紀までにはフランスに伝わっています。現在はゼラチン等で固めることが多いですが、当時は鶏を茹でてからアーモンドと一緒に叩いてつぶして鶏の茹で汁を使って煮凝りのようにして固めていたようです。食文化の点で海南鶏飯と相通じるところがあってマリアージュを感じます。

 こちらは、妻と娘が食べた〝ランチプレート(1500円)〟。ガバオ炒め、トムヤムスープ、豚の角煮、青菜炒め、一口カレーヌードルとお得感満載。
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週替わりに〝エビチリ〟のぶっかけ飯も出るそうです。他の投稿者の写真がとても美味しそうでした。また、来ようっと。

どん久のカツカレー/緑が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

自宅の近くで美味しい丼モノを探していたら偶然に見つけました。
えっ、嘘こんなに近くにブラックカレーがあるとは・・・。
緑が丘駅前の〝どん久〟という定食屋さんです。

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中はL字カウンター席のみ。10席位です。
和服で割烹着の女将さんがひとりでやっています。
東工大がすぐ近くなので普段は学生さんでいっぱいですが、今日は土曜日。学生さんぽい人はいませんでした。
定食が安い。
先客が頼んだ牛焼肉定食はボリュームあるのに850円。
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どん久のおすすめ品は味自慢の〝カツカレー〟。値段も800円。
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ネットの写真はどう見ても〝ブラックカレー〟。カレーと言えば黄色が定番。世の中、黄色のカレーが圧倒的です。それはカレー粉の成分にターメリックを使うことが多いから。でも、カレーにターメリックを使わなければならないという決まりはありません。ブラックカレーが存在します。有名なのは、日本で初めてブラックカレーを作った西洋料理の〝東洋軒〟。三重県津市に本店がある東洋軒は明治22年に東京・三田四国町、現在の芝2~5丁目あたりで開業しました。関東大震災を機に〝東の魯山人・西の半泥子〟と並び称された百五銀行の頭取〝川喜田 半泥子(かわきたはんでいし)〟が東洋軒を津に誘致しました。ブラックカレーは、東洋軒初代料理長〝猪俣 重勝〟に半泥子が作らせたのが始まりです。
他にも、〝金沢ブラックカレー〟や〝富山ブラックカレー〟が有名です。
 
逸る鼓動を抑えて待ちます。黒に合わせて〝黒ラベル〟。
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目を上げると可愛い猫の陶器。
片口にしては大きすぎるし・・・。
女将さんはよく分かりませんが金魚鉢ではないかなあと。
Googleの画像検索を使うと一発で解明。
果たして〝陶器 覗き猫の金魚鉢・洋蓮柄〟でした。女将さん正解
猫好きの女将さんは何年か前まで実際に猫を飼っていたそうです。最近は体力がないので諦めたとのこと。
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遂に登場
どう見てもブラックカレー。
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サラダは、2種のパスタ入り。そして白菜の漬物とたくわん。特に、白菜は価格高騰でとんでもない価格になっています。
でも高い白菜の漬物を残す若い人が結構いるそうです。たくわんは食べるのにと。寂しそうに言います。漬物を子供に食べさせる家が少なくなっているのかも知れませんね。
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カツもこの値段では考えられない大きさ。肉厚もあります。
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味自慢の看板に偽りなし。
ブラックカレーは都内では珍しいですよと女将さんにお聞きしましたが反応はいま一つ。
2006年に亡くなったご主人が全てのお料理と価格を決めていたそうです。これもご主人から赤ワインを入れるように教えられたそうです。だから無くなって12年経った今もずっと同じメニューと価格を守っています。儲けるつもりもなく一人だからお客さまが多く来て貰ってもやって行けない。来ないと困るけど・・・、と控えめに仰っていました。
創業44年になる〝どん久〟。どんはゼロ意味し、久は9。つまり0-9の全ての数字を表しているそうです。さすが理系の雄〝東工大〟の学生たちが押し掛ける店です。
開店当初に来てた学生も今や定年退職の齢。中には他大学の副学長になった学生もいるそうです。
最近の学生はみないい子ばかりです。孫みたいな可愛い子ばかりです
と目を細めます。可愛い学生を見てると値段も上げられないと言う女将さん。
でも東大生の親の平均年収は1千万円というご時世。気を遣い過ぎかと(笑)
先日も19歳の時から通ってくれた学生さんが結婚相手を連れてやって来ました。その彼女は彼よりずっと年上でした。
きっと今の男子学生は女性のしたたかさをあまりに知らな過ぎるのでは・・・。女子学生も来ますが会話の内容は男子学生の方が子供っぽいですよ。(笑)
女性の女将さんが言うのも面白いですねと返しました。
夜も値上げを忘れた居酒屋。1合350円の会津の美味しい純米酒もありました。今度は夜に来ようっと。

ピーマイの炒飯/自由が丘(どんぶりスコア15/20★★★)

自由ケ丘駅前の路地裏にピーマイというタイ料理屋があります。

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〝ピーマイ〟はタイ語で〝新年〟というそうです。明日は大晦日。そして明後日は新年。

でも、このお店は毎日が〝新年〟。
可愛いタイ人のお嬢さんに聴くと、オーナーが1月1日生まれだそうです。
タイの新年はソンクラーンの4月では
と確認しましたが、確かに1月1日だそうです。
タイの正月の水掛け祭りは赤の他人にも容赦なく水をぶっ掛けるので有名。一度見てみたいですが、その水は濁った川の水。楽しそうだけどちょっと腰が引けます。
取りあえず、ランチ。
ランチのサービスはこの小鉢2品。
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1年前に食わず嫌いを克服したパクチーが乗った春雨〝ヤムウンセン〟です。

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〝玉子スープ〟

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土曜日の日替わりランチは〝カオパット・トムヤム(850円)〟。
カオパットは〝炒飯〟。〝トムヤム〟はトムヤムクンペーストで酸味と辛味が混ざった海老入りスープのペーストでカオパットや色々なお料理の味つけに使われます。ココナッツミルクの味もします。
〝ナシゴレン〟ではと思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
ナシゴレンは、マレーシアやインドネシアの炒飯で、カオパットはタイの炒飯です。
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赤ピーマン、青ピーマンが入ってます。
そして海老も・・・。
タイへん美味しい。

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+100円でジュースが付きますが、+150円で美味しいコーヒー。
クリスタルカップでおしゃれ。

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おまけに、連れが食べたトムヤンクンらーめん(900円)。基本は、乾麺のライス・ヌードル(センレック)ですが、+100円で生麺。美味しそうです。

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築地銀だこのタレかつ丼/都立大学駅前(どんぶりスコア14/20★★★)

都立大学駅前を散策してたら見つけた〝築地銀だこ〟。ここのたこ焼きは美味しいですね。店名の〝築地〟や〝銀座〟とは無縁の群馬のスーパーが始めた小さなたこやき屋。あれよあれよという間に巨大な外食チェーン店に成長。今や念願の築地にも銀座にも出店。成功の秘訣は、冷凍ではなく冷蔵の良質な蛸を使ったこと。ヘルシーな油で焼いたこと。そしてとても美味しいこと。

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銀だこが夜に〝銀だこハイボール酒場〟をやっていることは知ってましたが、ランチを出してることは知りませんでした。
しかも新潟の郷土料理〝タレかつ丼〟をお手頃価格で・・・。
これは食べねば。
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入口近くに美味しそうなたこ焼きが隊列を組んでいます。

 

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夜はハイボール酒場。
ビールサーバーやウィスキー、焼酎が手招きしながら並んでます。(笑)
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タレかつ丼の食前酒代わりにたこ焼き。
人気の〝チーズ明太子(4個350円税別)〟。
チーズたっぷり。明太子のビリ辛がいい。
カリカリの皮を齧ると中から熱々の生地まみれの大きな蛸が現れます。
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そして〝タレかつ丼(上 税込み650円)〟登場。
大きなヒレかつが4切れ。
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フォッサマグナ(大地溝帯)を境に、福井のソースかつ丼文化と新潟のタレかつ丼文化は分かれるのかも。(笑)
醤油をベースに味醂を加えた甘めの味。美味しいです。
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丼モノの魅力は、この醤油ダレがしみ込んだご飯。どんぶりの中のこの一体感。これが魅力です。

タレかつ丼を取り扱っている銀だこは一部の店だけだそうです。見つけたら是非、お試しください。

万豚記の土鍋飯と炒飯/都立大(どんぶりスコア16/20★★★★)

食文化創造を標榜する〝際(KIWA)コーポレーション〟が運営する〝万豚記(ワンツーチィ)〟

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看板を見ると丼ものの〝土鍋飯〟があります。
これは入らねば。

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今週のランチは〝豚肉キムチあんかけ土鍋ごはん(880円)〟。

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出てきましたよ。
土鍋ごはんに玉子スープと搾菜(ザーサイ)。

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湯気が立ち上り、レンズが曇ります。

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熱々の豚キムチとごはん。旨辛味がとても美味しい。

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〝大葉入りアンチョビの炒飯(980円)〟。
カタクチイワシを塩漬けし発酵させオリーブオイルに漬けたアンチョビには特有の匂いと旨みがあります。パスタではお馴染みのアンチョビですが、炒飯に入れるとこんなに美味しいとは驚きです。

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〝キノコ三種の塩ラーメン〟はハーフサイズ。
量的には一杯弱といったところ。
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万豚記名物の餃子。
ここで餃子も食べないと後悔します。6個で330円(税別)。

 

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流石に美味しい。肉汁が溢れ出ています。
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 際コーポレーションはホテル、旅館、結婚式場まで有し、店舗数475店舗の巨大外食産業グループ。スタートは、基地の街・福生の小さなアンティークショップです。その店がイタリアンを手掛けたことがきっかけで外食に進出しました。今や、傘下に〝紅虎餃子房〟や〝タイガー餃子会館〟も有しています。中華料理が強みです。
 最先端の外食産業を突っ走っている万豚記。本日ご紹介した〝豚肉キムチあんかけ土鍋ごはん〟は1300年~1500年頃に武家文化が生み出した〝ぶっかけめし〟をルーツに持っています。ぶっかけめしは日本の丼ものの原点です。

朝松庵のカレー丼/中目黒(どんぶりスコア12/20★★★)

中目黒駅の東側を東横線と並行して西南方向に延びる〝目黒銀座商店街〟。中目黒駅から徒歩9分の所にある〝蕎麦處 朝松庵〟

 出前もする街の蕎麦屋さんですが、実はこのお蕎麦屋さんは〝カレー丼、カレー南蛮〟の有名な発祥のお店。ここの二代目店主〝角田酉之助〟さんの功績を讃え彼の誕生日・12月1日が〝カレー南蛮(そば)の日〟と制定されています。

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 発祥の経緯は、テーブルに説明書が置かれています。
ふむふむ。
最初、大阪の谷町で〝東京そば〟という名前のお店を開いたのですね。
明治41年秋にカレー南蛮とカレー丼を売り出したのですね。
大阪で大成功して明治43年に東京で同じように売り出しましたが、なかなか上手く行かず大正3年~4年になって漸く認知されるようになったと書いてあります。

 

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それでは、〝カレー丼〟から行ってみましょう

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次に〝カレー南蛮そば〟
両者の違いは、〝白飯〟か〝蕎麦〟です。
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カレーライスの作り方を日本に最初に紹介したのは、明治5年(1872年)の仮名垣魯文の〝西洋料理通〟と敬学堂主人の〝西洋料理指南〟です。ほぼ同時期に出版されました。
カレーライスの作り方が紹介された38年後に日本初のカレー丼が大阪・谷町の〝東京そば〟で誕生しました。このカレー丼は〝カレーライス〟とは違います。カレーライスをどんぶりに入れたものではありません。
 現在の朝松庵のメニューには〝カレー丼〟と別に〝カレーライス〟があります。現に、隣のテーブルで若い人がカレーライスを食べていました。
 どこが違うのか、女将さんにお聞きしました。
カレーライスは、塩がベースです。カレー丼しそばつゆなんです。
笑って答えを教えてくれました。
カレーソースをそばつゆで割る、このことは蕎麦屋さんでしか思いつかない革新的なレシピです。

 

ビストロオーズの鮪のヅケ丼/中目黒(どんぶりスコア16/20★★★★)

粉雪舞う季節はいつもすれ違い
人混みに紛れても同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに

レミオロメンの別れの名曲〝粉雪〟。
恋人たちが1年の中で最も別れる時期は2月後半から3月初頭だそうですが、次いで多いのがクリスマス直前の2週間。
そう、今なんですよ
イギリスのジャーナリスト・デビッド・マッキャンドレスの研究チームの調査結果だそうです。
今回の訪問は、中目黒の〝ビストロ・オーズ(BISTRO O’z)〟。東横線東口を降りてすぐの〝中目黒GTタワー〟の裏手にあります。
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狙いは、〝④ 軽く炙ったビストロ風 鮪の漬丼 ウニと卵黄のソース(1,000円)〟です。
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店内に入ると目を惹くのは壁いっぱいに描かれた〝レミオロメン〟のサイン。
レミオロメンのドラムの〝神宮寺 治〟さんが所属する〝ビンテージドラムの会〟のメンバーたちです。
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2014年8月1日の暑気払いがこの店で開催されオーナーのリクエストでメンバー全員が壁にサインしました。
緑色のTシャツ後ろ姿が神宮寺さん。犯行現場・証拠写真です。
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パルメザンチーズをふりかけた〝グリーンサラダ〟。
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野菜たっぷりの〝ミネストローネスープ〟。
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そして〝軽く炙ったビストロ風 鮪の漬丼 ウニと卵黄のソース〟登場です。
上から見ると・・・。
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横から見ると。
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鮪の漬けに接近すると・・・。
ご飯は酢飯ではありません。醤油風のソースで白飯を軽く味付け。その上に炙ったヅケマグロ載せて、ウニと卵黄のソースをふりかけます。
絶品の味です。
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鮪は今は高級魚。しかし鮪を醤油に浸ける〝ヅケ〟が出来るようになった江戸時代後期までは、嫌われた〝下魚〟でした。
〝ねこまたぎ〟と言われ猫でさえ振り向きもしない不味い魚とバカにされました。
古事記や万葉集では〝シビ〟と呼ばれていました。シビは〝死日〟や〝死人〟につながるイメージを持たれていました。鮪は大きいので〝菰(こも)〟に包まれて大八車で運ばれる様子はまるで死体を運んでるようだと揶揄されました。
しびと呼ぶ声の響き、死日と聞えて不吉なり  (慶長見聞集)
ヅケという魚の画期的な保存方法が発明され、華屋与兵衛が〝握り〟寿司を生み出してから江戸っ子は鮪ヅケ寿司が大好きになりました。
食後のコーヒーもランチ代金に入ってます。
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恋人たちが別れるリスクの高い2週間。
別れる確率が一番高いのは今年で言えば
12月11日12月18日の月曜日。
12月25日のクリスマス当日は最も低いそうです。
心当たりのある方は、
ビストロ・オーズで仲良く食事して〝3月9日〟まで乗り切ってください

磯丸水産のとろサーモン丼/自由が丘(どんぶりスコア12/20★★★)

石の上にも三年

忍耐強く頑張っていればいつかは報われるという意味です。昨夜の〝M-1グランプリ〟。優勝したお笑いコンビ〝とろサーモン〟は2002年にコンビを結成。15年間下積み生活を続けて来ました。3年間ずつ座る石を変えれば5個の石を替えて座り続けたことになります。
 サーモン村田(村田 秀亮)とサーモン久保田(久保田 和靖)は同じ宮崎の高校の同級生。二人は卒業するとNSC(吉本総合芸能学院)に入学。でもサーモン久保田はサーモン村田とコンビを組むまで相方を23人変えています。
その期間を入れれば苦節20年。M-1出場は今年が最後のチャンス。土壇場での快挙になりました。
そんでもって、〝とろサーモン〟の優勝を祝してご近所の〝磯丸水産〟へ。
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充実した旨いさかな〝丼(どんぶり)ランチ〟。
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選んだのは〝サーモンといくらの親子丼(830円)〟と〝とろろ昆布うどん(190円)〟。
酢飯が〝とろサーモン〟で覆われています。
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脂の乗ったサーモンの上に、今年高騰した高級いくらが乗ってます。
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お吸い物代わりに温かいとろろ昆布うどん。
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〝サーモン丼〟を勝手に〝とろサーモン丼〟と書いてこじつけましたが、〝とろ〟という部位の厳密な定義はありません。脂が多いのをとろと言います。これはサーモンに限ったことではありません。マグロの〝大とろ〟も〝中とろ〟も部位の違いはありません。マグロは腹の〝ハラモ〟という部位が脂の多い部分です。このハラモの部位で脂の付き方によって使い分けています。サーモンは腹辺りを〝ハラス〟と言い、やはり脂が多い部位です。

 鳴かず飛ばずの不遇の時代が長く続いたとろサーモン。サーモン村田は最近になって注目を浴びる出来事がありました。同じ漫才の世界で芥川賞作家になった〝又吉 直樹〟原作〝火花〟がドラマ化。そのドラマが今年2月よりNHK総合で全10話放送。サーモン村田は〝あほんだら〟というお笑いコンビの大林 和也役で出演。おなじ突っ込み役だったこともあり、サーモン村田の
売れたいわー 売れずに終わっていくのかな
というセリフは、売れていない芸人が言った本気の気持ちで迫真の演技と評判でした。
奇しくも、M-1優勝を決めた昨日(12月3日)は、とろサーモンの村田さんの38歳の誕生日でした。

寿福のカレーチャーハン/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

ボクは3つしないと決めてることがあるんです
説教をしない 昔話をしない 自慢話をしない
だからそうしないためにボクはエロ話をするんですよ

歳を取ったり、成功者になるとついついやってしまいます。〝純じい〟こと〝高田 純次〟さんのモットーです。〝Mr適当〟とか〝ミスター無責任〟とか呼ばれてますが、何とカッコいい 粋ですね。
先輩として指導したと豪語する●鵬や▲馬富士に聞かせてやりたい。
70歳のちょい悪爺さん・純ちゃんが平均すると週に一度通ってる中華料理屋さんがあります。中華料理屋という立派なものでなくラーメン屋〝寿福〟。自由が丘と緑が丘の中間位にあります。この小さなラーメン屋さんの常連さんは、ソフトバンクの王貞治さん、女優の萬田久子さんなんかも・・・。萬田さんは転居したので最近はいらっしゃいませんが純ちゃんも王さんも家が近い。長く愛されて来たお店です。
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創業は今年で59年。店主の〝池田 大生〟さんは3代目店主。3代目が厨房に立つようになってから25年も経過してます。
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取りあえずの一杯は〝生中(500円)〟。
ギンギンに冷えてるジョッキは止渇効果大。
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そして野菜のしゃきしゃき感たっぷり残る〝肉野菜炒め(730円)〟。
醤油の味つけが抜群です。
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〝手作りギョーザ(5個480円)〟。うんうん旨い、旨い
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大人の辛さの〝麻婆豆腐(900円)〟。お豆腐が丸々一丁。
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〝紹興酒の熱燗(500円)〟。
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ラーメン(630円)は麺半分でお願いしました。シンプルな東京ラーメン風の味でめちゃ旨い。
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本命の〝カレーチャーハン(730円)〟。
ボリュームも味も最高。
火力が強く玉子でコーティングされた米粒はパラパラ。
中華の美味しい味の決め手は、火のチカラを使いこなすことなのでしょうか。
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美味しい自家製チャーシューの細切れが惜しみなく散りばめられています。
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寿福は、どの料理を食べても外れがありません。
今宵は純ちゃん出現せず。
そろそろお暇いたしましょう
そうそう、今は無きワタシの出身会社・三和銀行のルール。
飲み会でたくさん喋った人が一番多く支払う
若い人に説教垂れての飲み会は禁止という先輩方の戒めです。
後輩や子供への教育は背中を見せてやるものですね。
純ちゃんがこの店に長いこと通い詰める理由
粋な純ちゃんが好きなのは粋な料理人がいる店。
その間尺に寿福が合ったのだと思います。
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にしむらのうな重/目黒不動(どんぶりスコア16/20★★★★)

 目黒の美味しい食べ物と言えば〝サンマ〟。

これは落語から生まれました。それを毎年品川区と目黒区が悪乗りして〝サンマ祭り〟なんてやるもんだからホントに目黒のサンマが美味しいと思い込む方が多い。
 目黒なる 筍飯も 昔かな      高浜虚子
 ホントの名物は〝タケノコ〟なんですよ。江戸鉄砲洲の海運業者・山路勝孝が薩摩の藩邸より孟宗竹を幾株を分けてもらい、或いは直接取り寄せて戸越村の彼の別荘地で栽培したのがきっかけ。そのタケノコがとても美味しかったので、碑文谷村、衾村など品川、目黒全域でタケノコ栽培が盛んになりました。タケノコ栽培の農家はかなり儲かったようで〝タケノコ勘定〟という約束手形みたいに支払期日をタケノコの売り上げで支払う商習慣が生まれたそうです。目黒不動の前にあった角伊勢・内田屋・大黒屋などの料亭は〝名物筍飯〟で評判となり、目黒不動詣での観光客が押し寄せたそうです。
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今はなくなったタケノコと並んで有名な食べ物は〝うなぎ〟。目黒駅を降りて急勾配の行人坂を下ると目黒川にぶつかります。ここに架かってるのが〝太鼓橋〟。
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その橋の袂に〝太鼓鰻〟という鰻屋があったそうです。創業は宝永年間の1700年頃。つい最近まであったそうですから300年以上の大老舗だったのですね。目黒川は昔、水が大変綺麗でこの川に生け簀をつくり鰻を飼っていました。でも太鼓の鰻とは・・・。太鼓持ちの鰻だとこれも〝鰻の幇間(ほうかん)〟で落語。調子のいい太鼓持ちが知ったかぶりをしたために鰻屋の勘定を全部支払わされるというお噺。
 今は、目黒不動の門前に〝八目や にしむら〟という鰻屋が大人気。いつも大行列です。
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この鰻屋さん、大正15年に巣鴨のとげぬき地蔵に創業しました。ここで大成功し二匹目のどじょうでなくうなぎを狙って昭和35年に〝目黒不動〟の門前に開店。
目黒川の生け簀はありませんが、千住の川魚問屋〝松本〟から鹿児島、愛知の美味しい鰻を仕入れています。八目うなぎはアラスカ産だそうですが、本日は入荷なし。名前はうなぎであっても鰻でもないし味も全く違います。
 鰻は注文毎に焼くので時間が掛かります。出て来るまで、ビール(600円)を飲んで待ちます。
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ビールのつまみは〝肝焼き(400円)〟。

 

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お新香の量はたっぷり。
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うな重定食は3種。中、上、特上。
上(3,200円 肝吸い付き)をお願いしました。
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大串の鰻は脂も乗って大きい。ふわふわで秘伝のタレも甘過ぎず美味しい。巣鴨のにしむらが戦争の時、防空壕に持ち出し守ったそうです。
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 タケノコと鰻の名店が目黒不動の周辺にあったのは、創建808年の目黒不動・天台宗 瀧泉寺があり関東最古の不動尊として江戸時代に多くの参拝客を集めたからです。
冒頭の〝目黒のさんま〟という落語も徳川家光が鷹狩にこの地に来た時に権之助坂の頂上あたりにあった家光のお気に入りの茶屋〝爺々茶屋〟があり、時々お立ち寄りになったそうです。ある時、ここで秋刀魚を食べたことが創作の由来と言われています。全くの根拠がないお噺ではないようです。目黒の美味しい食べ物をこれからもご紹介させて頂きます。

かつ壱のカツカレー/目黒駅前(どんぶりスコア17/20★★★★)

 カツカレーの発祥については以前もお話しましたが、銀座の洋食屋〝グリルスイス〟です。東京読売巨人軍の千葉 茂選手がとんかつとカレーの2品を注文してカレーの上にとんかつを乗せて出すように注文したのが最初と言われています。店主の岡田義人さんが以降、メニュー化したため世間に広がったそうです。

 カツカレーは何処で食べるでしょうか
カレー専門店、蕎麦屋、洋食屋、喫茶店・・・。色々あるでしょう。でも美味しいとんかつにこだわるならとんかつ屋がいいに決まってます。
 毎日行列の絶えない目黒のとんかつ屋〝かつ壱〟。創業30年を超える老舗。近くには、名店〝とんき本店〟〝大宝〟もあります。とんきの開店は16時。しかもとんきも大宝もカツカレーはありません。どうしてもカツカレーが食べたい それならかつ壱へ・・・。
  目黒駅前のビルの地階。到着は12時30分。入店出来たのは13時近くでした。でも美味しいので待ちます。
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大きなロースカツの乗ったカツカレー。山盛りのキャベツのサラダ。そしてお新香が付いて950円は嬉しい価格。
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厚さは3㎝近くの肉厚。食べ応え十分。
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見よこの厚さ カレールーもスパイシーで大人の味。甘い脂はロースカツならではの美味しさ。

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とんかつは目黒に限る。

 

うる虎のつくね丼/自由が丘(どんぶりスコア12/20★★★)

  家の近所に50種近い梅酒を提供する店があると分かって、同居人と一緒に行ってみました。

〝創作炭焼 うる虎〟という店です。
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梅酒のラインナップ。見事です。
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 店内に入ってびっくり。店内がうす暗い。そして長椅子のペアシート。この歳で同居人とペアシート
脇から変な汗が出るような・・・。
ちょっと僕らには場違いのような違和感を覚えました。
取りあえずの一杯目。 生ビールを選びました。
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キャベツと肉みそ。突き出しです。お代わり自由です。
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 ビール飲みながらある変化に気づきました。
いつも感じるビールの爽快感や旨味が低いのです。突き出しも美味しいのに・・・。
同居人と一緒だからではありません。理由は、店内が暗いからです。
 僕は、都内のミッションスクールを卒業しています。キリスト教にも色々あって僕の大学は、〝英国聖公会〟の学校。カトリックやバプテストに比べて戒律は弱く自由な雰囲気です。
入学して〝BSA(The Brotherhood of St. Andrew: 聖徒アンデレ同胞会)〟と言うクラブに入りました。キリスト教精神に基づく奉仕活動をします。夏は、大学のキャンプ場の整備。平素は、知的障害者の施設での労働活動です。クラブの夏の合宿の最終夕食は伝統の〝闇鍋〟。二人一組で町に買い出しに行き、材料を購入。その材料は値段が高く美味しいものばかり。買って来たモノを最高学年の先輩が鍋にします。どんなモノが入っているのか全部を知っているのは4年生だけ。
部屋の電気が消され4年生が出来あがった鍋を持ってきます。
鍋は不味くはありません。しかし、どうも美味しさがあまり伝わらないのです。
やがて電気が点き、鍋の正体が判明。そして美味しい食事会が開始されます。
 食欲に照度は大事です。暗すぎても明るすぎても美味しさが伝わりません。最近、LED照明の性能が良すぎて明る過ぎるレストランがありますが、これも食欲には逆効果。落ち着いた温かい昼光色が一番です。僕の個人的な意見ですけど・・・・。
私の高性能デジカメでもここまでの表現がギリギリ。実際には、もっとよく見えません。
〝ポテサラ〟です。トッピングされているのは、〝焦がし醤油〟。とても美味しいポテサラです。
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ふわふわの温かい〝玉子焼き〟。
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〝ホクホク肉じゃがコロッケ〟。
確かに美味しい。でも肉じゃがの中身の様子がいまひとつよく分かりません。
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〝マンゴー梅酒〟のソーダ割を注文。甘くて美味しい。
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炭焼きの串盛合わせを注文。アスパラ肉巻き、ササミ串、ネギマ、豚バラ串、つくね。
当店は鹿児島の知覧地鶏がウリ。美味しい焼鳥です。
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〝完熟にごり梅酒〟。

 

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〆は〝手作りつくね丼〟。
つくねは塩焼きのさっぱり味。大きなつくねが6個円陣を組み、知友王に半熟玉子。タレもあっさり味で美味しい。
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食後のお茶と〝黒糖そら豆〟はサービス。
黒糖そら豆はとても美味しい。お茶は味からするとほうじ茶かな 色が暗くて分かりません。
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料理は美味しくてコスパはとてもいいと思います。でもちょっと目的に合わなかったかな (笑)
若いカップルだったらねえ。もも肉食べながら太もも触っても、手羽先食べながら手を握っても周りからよく見えない(笑)
でも僕には、
〝もっと光を(Mehr Licht! (More light!)by ゲーテ)

 

状元のスープチャーハン/自由が丘(どんぶりスコア17/20★★★★)

 ドタバタ劇の衆議院選挙が終わりました。今回の選挙でつくづく感じたのは〝その一言が命取り〟。〝このハゲ~〟や〝排除します〟。それで追い風が一気に逆風。怖いものです。

 ところで〝選挙〟という言葉。中国で598年(隋)~1905年(清)まで1300年間続いた〝科挙〟という官僚登用試験から生まれた言葉です。科挙は〝(試験)科目による選挙〟というのが語源です。
 科挙の中で第一等の成績を修めた者に与えられる称号が〝状元〟です。1300年間の科挙の中で状元になった者は僅か「552名」。天才中の天才と言えましょう。誰もが知ってる有名な人は鍾馗(しょうき)。端午の節句に飾られる〝疱瘡除け〟や〝学業成就〟の神さまです。彼は、状元まで登り詰めますが、髭面の大男。ルックスが酷くて悪人面だったので玄宗皇帝は科挙試験に受かった鍾馗の称号を取り消してしまいました。絶望した鍾馗は自殺。皇帝は憐れんで彼を手厚く葬りました。
 自由が丘駅前の飲食街の一角にフカヒレで有名な上海料理の名店があります。科挙の状元を店名に冠した〝状元楼(じょうげんろう)〟
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居並ぶ中華料理店で最高に美味しいと自負しているのでしょうか。確かに美味しさの評価では自由が丘のトップクラス。一段高くなった床。内装や照明、調度品は、上海のフランス租界にあった中国邸宅の材料を移築したそうです。中国の文化とモダンヨーロッパの融合です。
左手の小食堂の入り口には〝ベッドルーム〟の英語と中国語併記のプレートがありました。
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玄関を入ると左手に小さな人形が敷き詰められた箱があります。

英文の説明書を読むと北宋末期、時勢におもねらず〝梁山泊〟に身を隠した108人の英雄たちだそうです。
汚職官吏や不正に対する義憤がやがて悪徳官吏を打倒して国を救うことになります。
時代はいつも変わらないのですね。
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今日は、定評のフカヒレではなく手頃で人気の丼モノのチャーハンを食べに来ました。
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〝高菜のスープチャーハン〟。
美しいですね。崩して食べるのが勿体ない。(笑)
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クコの実も臥龍点睛。決まってます。
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餡とじのスープは優しくて上品な味。チャーハンの高菜はピシッと引き締めます。
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今回は逃しましたが、美味しいと定評の〝天然フカヒレ〟。そして上海料理と言えば〝飲茶(やむちゃ)〟。隣で食べてる焼売や肉まん。蒸し餃子。やはり美味しそうでしたね。 次回は食べに来ますね。

パームスカフェのオムライス/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

    On a dark desert highway, Cool wind in my hair,
 Warm smell of “colitas” Rising up through the air,
 Up ahead in the distance I saw a shimmering light,
 暗い砂漠の高速道路で、涼しい風が髪をなびかせる
 コリタスの温かい匂いが、あたりに立ち上ってる
 頭を上げて見る彼方に、私は輝く光を見つけた

1970年代後半に世界的大ヒットしたイーグルスの〝ホテルカリフォルニア〟の歌詞です。
当時のアメリカ西海岸は〝ウエストコースト・ロック〟が大全盛。全世界からヒッピーたちが集まりました。歌詞の中にある〝colitas(コリタス)〟は砂漠の花、つまりマリファナの隠語です。
カリフォルニアの青い空、真夏の太陽がふりそそぐビーチ、そして健康的でチャーミングな女の子たち。ウエストコーストは我々の憧れの地。パーム(Palm)が生い茂る白いビーチ。そしてサーフィンボードを持った若者。
自由が丘駅前の飲食店街を少し入った所にある〝パームスカフェ〟。まさにウエストコーストにあるカフェ。
ランチタイムは大人気。常時行列。犬連れのお客さまが多い。ワンコと食事ができます。あまり気になりませんが、喫煙も可。何しろ自由がモットー。自由が丘だから。(笑)
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席数63と大箱。サーフィンのビデオを常時流しています。

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メニューも自由奔放。ハンバーガー、サンドイッチ、パスタもあればタイ料理も・・・。
そして何と言っても、この店の名物料理は〝オムライス〟。中でも〝エビと大葉の和風オムライス(1080円)〟は、しばしばマスコミにも採り上げられる超人気の逸品。
添えられているサラダにはタイ風のドレッシング。

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ソフトドリンクはフリー。オレンジジュース、グレープジュース、アップルジュース、コーヒー、ウーロン茶等々ご自由に・・・。

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グレープジュースを頂きました。

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分厚いプレーンオムレツが醤油味のチャーハンに乗っかってます。上からウスターソースとケチャップを混ぜたハンバーグソースと生クリームが・・・。

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オムレツを半分に解剖。

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残り半分も切ってライスの上に広げます。

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とろとろ玉子とチャーハンをスプーンで掬って口の中へ・・・。大葉と大きめのシュリンプが入ってます。チャーハンの味は和風で絶品。

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大きめのシュリンプの食感もいい。

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食後の珈琲も勿論無料。
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かつて川越シェフが〝お願い❢ランキング〟で100点満点をつけたオムレツであり、ウエンツ瑛士や三浦翔平もロケで食べたそうです。
ランチは外に人気のチキンオムレツや夜は明太子のオムレツもあるとのこと。また寄ってみましょう。

 

本家 比内邸の親子丼/自由が丘(どんぶりスコア18/20★★★★)

 日本三大地鶏と言えば〝薩摩地鶏〟、〝名古屋コーチン〟、そして〝比内地鶏〟です。江戸時代に東南アジアや中国から渡日して秋田県北部の地鶏になったものに軍鶏を交配したのが〝比内鶏〟。ところが昭和初期には絶滅寸前まで激減して遂には〝天然記念物〟に指定されてしまいました。

この〝比内鶏〟の特長を引き継ぎ食味と生産性向上を図って品種改良したのが〝比内地鶏〟。比内鶏の雑種第1代〝F1〟です。雄の天然記念物比内鶏と雌のロード種の交配で生まれたF1で平飼いか放し飼いなどの厳しい飼育条件を課せられたのが〝比内地鶏〟です。
自由が丘駅前の路地を入ったマクドナルドの真ん前に〝本家比内邸〟があります。ここは正真正銘の比内地鶏提供店です。
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秋田県大館市の比内地鶏生産者・㈱本家比内地鶏の証明書が提示されています。
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注文したのは土日限定ランチの〝比内地鶏 極上親子丼(1500円)〟。
お吸い物、鶏皮と大根の煮物といぶりがっこ付きです。
親子丼(1200円)もありますが、比内鶏の美味しい部位が盛ってある極上を頂きました。
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比内鶏のササミとふりそでがたっぷり。
ふりそでは手羽先の根元で独特のコリコリした食感です。
鶏は炭火で軽く炙ってますが、レア感たっぷり。よほど新鮮さに自信がないと出せません。
果たして、今まで食べた比内地鶏のどこよりも美味しい。親子丼で食べるとは何と贅沢な
つくづくそう思いました。
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鶏皮の煮つけも最高です。
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箸休めに美味しいいぶりがっこ。これでご飯一膳行けますね。
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折角、秋田の美味しい郷土料理が続いたので〝稲庭うどん〟も+300円で追加しました。
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透き通るような美しい稲庭うどん。その滑らかな喉越しにいつも魅了されます。
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ここの親子丼は、比内鶏の美味しさを知り抜いた料理人でしか作れないまさに〝奇跡の親子丼〟と言えましょう。

 

炭火焼MARUの親子丼/中目黒(どんぶりスコア17/20★★★★)

 かつて肥後の国・熊本県には〝肥後五鶏〟と呼ばれる鶏がいました。〝天草大王〟、〝熊本種〟、〝地すり〟、〝久連子鶏(くれこどり)〟、〝肥後チャボ〟です。〝天草大王〟は、明治時代に中国から輸入された〝ランシャン種〟に天草地方で飼育されていた〝軍鶏(シャモ)〟と〝コーチン〟を交配させた肉用種。その特長は大王の名の通り、国内最大のカラダの大きさ。背丈は90cm。体重は7kg近くに達します。かつては福岡の水炊き用の鶏としてもてはやされましたが、大型種は産卵率が低く、昭和の初期に絶滅しました。

 

 平成4年にアメリカから稀少なランシャン種を100羽輸入し、残っていたたった一枚の〝油絵〟を参考に7世代交配を重ねた結果平成12年、奇跡の復活に成功しました。
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  この幻の〝天草大王〟を使った〝究極の親子丼〟が食べられると聞いて早速出掛けました。
中目黒「炭火焼MARU」。とてもお洒落な焼鳥屋です。
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この迫力の垂れ幕に圧倒されます。

 

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美味しそうな〝天草大王の親子丼(900円)〟です。
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〝釜揚げしらすとレタスサラダ〟。
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〝天草大王の鶏ガラスープ〟。
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ふわふわ・とろとろの〝天草大王 親子丼〟。
親も親なら子もすごい。2種の卵を使用。兵庫県加古川の〝日本一こだわり卵〟と徳島県阿南市の〝たむらのタマゴ〟です。
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大きくて噛み応えのある天草大王は炭火焼で旨味をいっぱい封じ込めています。
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タレと玉子が絡み合ったバカ旨のご飯。
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至福の宴の後は、シナモンパウダーの掛かった〝牛乳プリン〟。
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美味しいMARUのランチ。次回は〝焼鳥丼(1200円)〟がいいな。

 

日本料理佐とうの天丼/大岡山(どんぶりスコア17/20★★★★)

 東急大井町線と目黒線の交差する大学の街・大岡山。東口のロータリーに突き刺さる道を北進して徒歩8分。〝日本料理 佐とう〟があります。

 

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 ラーメン屋、居酒屋、喫茶店が並ぶ商店街の中で一軒だけ凛とした佇まい。2015年から3年連続でミシュランビブグルマンを受賞している名店です。
 店主の佐藤良輔氏は小学生の頃より料理が好きで専門学校を卒業するとあの〝金田中〟で長く修業。2010年にこの〝日本料理佐とう〟をオープンさせました。
ミシュランガイドの評価には
店主は東京の料亭で腕を磨き、奇を衒わず、基本を忘れず、修業で学んだことをそのまま生かしたいという謙虚な人柄だ 味付けは全体的に上品な薄口で正当な日本料理を控えめな値段で味わえるのが嬉しい
とあります。
ここの千円天丼は秀逸です。
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千円天丼は、その日によって食材が変わります。
本日は、海老、茄子、南瓜、大葉、舞茸、しし唐、鮭の超豪華。
天ぷらのタレも上品な薄口。足りなければお足しくださいとの心遣い。
いえ、十分に美味しいです。
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〝ワカメのお吸い物〟
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〝胡麻ソースのグリーンサラダ〟
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〝小松菜のお浸しと長芋〟
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〝柴漬けと昆布の佃煮〟
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ミシュランの評価通り、店主はとても控えめで謙虚。実直さがこの千円ランチに表現されています。
デザートは、+200円で開店以来人気の〝牛乳プリン〟。
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えっ、お酒は
勿論頂きました。
鍋島の純米吟醸。こっちの方がランチより高かったな
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波ののいくら丼/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

  マグロ、雲丹、いくら。寿司ネタとして大好きな三つです。こぼれイクラの写真を見ると溜息が出るほど食べたい衝動に駆られます。そんなイクラ丼が廉価で食べられると評判のお店がご近所に開店しました。

〝波の〟。いくら丼を中心にメニューを構成しています。
 自由が丘駅の北東。東横線と大井町線に囲まれた三角地帯にあるビルの半地下です。

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注文したのは、〝いくら丼 いくら増し(1180円)〟と〝しらす味噌汁(120円)〟。

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当店のいくら丼は並が780円から食べられます。並だと上から見ると下のご飯の存在が分かる程度のいくらの量。〝いくら丼いくらダブル〟は1480円でいくらの層が2層になります。

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備え付けの切り海苔をトッピングすると一層美味に・・・。
美味しそうでしょ

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 いくらは醤油のタレで味付けしてますので掻き混ぜて食べるだけですが、味付けが足りなければタレを足します。

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 ところで〝イクラ〟がロシア語だというのはご存知と思いますが、鮭の卵だけを指しません。ロシア語のイクラは魚卵全体を意味しますので赤いイクラは鮭の卵。黒いイクラはキャビアです。
それと、日本で言う筋子といくらの違いは卵巣膜に包まれた状態が筋子。卵巣膜を取り除いて卵をばらばらにしたのをいくらと呼ぶことが多いです。いくらすなわちバラ子です。
 波のは最近、〝センベロ〟を始めました。千円でお酒を種類によって3~4杯飲めて、つまみの小鉢が3個付きます。自由が丘にも立ち飲みっぽいお店があるのは嬉しいですね。

 

かつ壱のソースかつ丼/目黒(どんぶりスコア18/20★★★★)

 目黒駅前にある久米美術館。歴史家・久米邦武と洋画家・久米桂一郎親子の作品が展示してあります。久米邦武は岩倉使節団の一員として欧米12ヵ国を視察し、報告書『米欧回覧実記』を編修しました。息子の桂一郎は洋画家として東京美術学校で黒田清輝と共に教鞭を執り日本の西洋美術発展に貢献しました。

 その久米ビルの地階にあるのが〝とんかつ かつ壱〟。目黒のとんかつ御三家の一店です。
御三家とは、かつ壱の他に最も歴史が長い〝とんき〟。昭和14年創業で池波正太郎がこよなく愛した名店。もうひとつが〝とんかつ 大宝〟。
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出て来ました。巨大で肉厚のロースかつは大きなどんぶりに乗り切れません。乗り切れないので端っこはカットして隅っこに・・・。厚さも3㎝近くあります。それでいて柔らかくてジューシー。

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分かりますか  ソースかつ丼(950円)なんですよ。

東京でソースかつ丼を食べさせる店はそれほど多くないかも知れません。しかし日本最初のかつ丼は早稲田で生まれたソースかつ丼です。福井出身の高畠増太郎がドイツでウスターソースを勉強して帰国した1913年に東京の料理発表会で披露。同年〝ヨーロッパ軒〟を開業。関東大震災を契機にヨーロッパ軒は福井に移転し現在に至っています。大震災がなかったら東京名物のかつ丼はソースかつ丼になっていたかも・・・。
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 分厚いとんかつの下は大量のキャベツ。そしてキャベツの下に海苔が敷かれてその下にご飯。この海苔がアクセントになって美味しさを増します。

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しじみの味噌汁と香の物も嬉しい箸休め。次回はソースヒレかつ丼にしよう。とんかつは目黒にかぎる。

くいしんぼう がぶのロースト・ビーフ丼/武蔵小山(どんぶりスコア16/20 ★★★★)

 英国料理は不味いとよく言われます。英国には美人はいない。料理は不味い。だから英国のオトコは率先して海外に出て、七つの海を支配したそうです。
 英国に美人はいないというのはウソ。古くはオードリーヘップバーンも、パイレーツカリビアンでオーランドブルームの恋人役をしたキーラ・ナイトレーも英国美女です。ハリーポッターのエマ・ワトソンだって可愛い。綺麗な英国の女優が美しいクィーンズイングリッシュの美しい発音で話すと痺れます。
 料理に関しては、どうでしょうか ホテルの立食パーティの定番は〝ロースト・ビーフ〟。英国料理で美味しいのは〝ロースト・ビーフ〟だけだと言われます。それでも2~3枚程度をつまむだけ。美味しくて好きだけど・・・。
 そのローストビーフをどんぶりにした〝ロースト・ビーフ丼〟が若い人たちに人気です。火付け役になったのは高田馬場の〝RED ROCK〟。ここの山盛りどんぶりが衝撃を与えました。
 そして本日ご紹介する武蔵小山の〝くいしんぼう がぶ〟。〝大輪の花〟、〝肉の薔薇(ばら)〟と絶賛されています。
 武蔵小山駅西口を出て都道420号線に沿って5分ほど歩くと赤く洒落た店舗があります。
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 開店直後で満席。いつも行列と聞いていたので直ぐに座れたのはラッキー。目の前で店主が丁寧に肉の花弁を盛り付けしています。まさに生け花のよう。
 ローストビーフの塊から1枚ずつ切り分けて盛るので1杯のどんぶりを完成させるのに相当の時間を要します。
 15分ほどして目の前に現れた〝がぶ丼〟。180gの肉で1400円。観た感じ180gを超えているような。1990円の肉1.5倍(290g)はちょっと自信がありません。頼まなくて良かったです。
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第一、この肉丼、どこから食べたらいいの
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 粒胡椒がたっぷり掛かっています。この胡椒と甘めのタレのバランスがとてもいい。この辛さはクセになります。
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 肉をかき分けるとキャベツ。そしてその下にご飯。ご飯にもタレガ少し掛かっています。
ご飯の量は決して多くありません。隣の若者はご飯を追加で頼んでましたが気持ちはよく分かります。肉はいくら食べても遺ります。ご飯を頼んで遺った肉と一緒に食べると満足度200%間違いありません。
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 お新香、自家製海苔の佃煮、豆腐の小皿が箸休め。
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 ロースト・ビーフ丼が大人気の理由二つ。
 ひとつは、画像の迫力。しかし迫力の割に意外とヘルシー。牛肉と言えば少し前まで脂のサシの入ったA5がもてはやされていました。しかし、最近、赤身の肉の美味しいことが分かって来ました。ロースト・ビーフや熟成肉の赤身の肉の美味しさに注目されています。
 そして最大の理由。ロースト・ビーフとご飯の相性が抜群にいいことが分かって来ました。ロースト・ビーフと白いご飯の取り合わせ。洋食のコース料理やパーティー料理の一部だったロースト・ビーフ。ご飯と一緒に食べることがあまりなく、今まで気づかれなかったのではないでしょうか。
 ご飯とロースト・ビーフは鰻とご飯のような宿命のペアリングです。

 

めぐろ三ツ星食堂のお正油オムライス/目黒駅 (どんぶりスコア20/20 ★★★★★)

〝めぐろ三ツ星食堂〟。目黒駅東口を目黒通りに沿って首都高目黒線の方に坂を下りて行きます。高速の手前を右に入っていくと蔦に覆われた昭和っぽいレストランがあります。三ツ星はミシュランを意識しているのでしょうか。大胆な名前を付けたものですが、ここの美味しさを知ればそのように名付けても許されると理解できます。

 

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表の黒板。黒板あるある。
遂に今日食べられます。既に4回位ふられたメニュー。〝お正油オムライス〟あるある。水曜日にあるらしい。それに気づいてやって来ました。
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ここはオムライスとカレーに拘っているお店。既に何度か通い、毎回違うメニューを食しています。どれも美味しい。特に常連さんに人気なのが〝お正油オムライス〟。名前からすると和風オムライスみたいですが。
じらすようにナムル風のサラダが出て参りました。
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ようやく王様の登場。目の前に大きなオムライス。ふわとろの玉子の皮で綺麗に巻かれてます。
圧巻はマヨネーズの畝とそれに交差する七味唐辛子とパプリカの畝。うねうねの中から何が出て来るでしょうか・・・。
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スプーンでカットすると。こんな感じ。
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玉ねぎの微塵切りは少しだけ食感を残し、よく炒められてます。中はお正油で味付けられた鶏肉の炒めご飯。お正油臭くはなくしっとりとした上品な味です。
そしてびっくりするのはこの七味唐辛子のパワー。辛いモノ好きには堪らない美味しさです。まさに旨辛の大人のオムライス。
 味覚は〝五味〟という基本味、或いは五原味というのがあります。
1 甘味
2 酸味
3 塩味
4 苦味
5 うま味
五味は味覚受容体細胞の適刺激ですが、辛味は舌や口腔にあるカプサイシン受容体の痛覚とされて五味とは違うと言われています。美味しさには無関係な〝辛味〟が実は私たちの食べ物への〝常習性〟を引き起こします。
では何故人は辛いモノを欲するのでしょうか
それは辛いモノを食べることによって脳に〝恍惚感〟が生まれるからです。二つの脳内ホルモンが恍惚感に関わります。
1 アドレナリン
2 エンドルフィン
辛いモノを食べると脳が危険を感じアドレナリンが分泌されます。その危険状態をリラックスさせ苦痛を和らげるのがエンドルフィンです。麻薬と同じ働きをする脳内麻薬です。
だから辛いモノは脳を苦しめ次に快感がやって来ます。
辛いモノには常習性があり、その辛さを求める嗜好は次第に強まります。

九絵の冷やしなめろう茶漬け/大岡山

 孤独のグルメで話題になった大岡山の「九絵(くえ)」。ここの〝九絵定食〟は新鮮な刺身の大盛りで定評。

でも今日の目的は〝冷たい味噌汁で食べる 冷やしなめろう茶漬け〟。
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刺身付きに心も動きましたが、絶対に食べきれないと思うので茶漬けだけにしました。
だって1500円の刺身の量が半端じゃないのですよ。
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これが1300円の冷やしなめろう茶漬け。カツオのなめろうです。
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なめろうをどんぶりに移したらご飯が見えなくなりました。(笑)
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そして氷の入った味噌汁をどんぶりに移します。
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冷やしなめろう茶漬けの出来上がり。
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カツオのなめろうは味噌と叩いてますので味噌汁は薄味。でも掻き混ぜている内に絶妙な塩梅に・・・。
このお料理、どこかで見たことがありませんか
そうなんです。宮崎の郷土料理の冷や汁によく似ています。暑い夏には食欲がきます。ある雑誌の編集者は、夏バテでここの店の冷や汁だけを1か月毎日食べに来たそうです。大将は、よく飽きないねえと感心してました。作ってる大将が飽きたのにって。(笑)

鼎’s(Din’s/ディンズ )の玉子かけごはん/自由が丘

 自由が丘駅近に4月(2017年)にオープンしたばかりの〝羽根つき焼小籠包 鼎’s(Din’s/ディンズ ) 自由が丘店〟 。焼き小籠包と小籠包とどのような違いがあるのでしょうか
自由が丘に古くからある焼き小籠包のお店〝大山生煎店〟 。上海では焼き小籠包を〝生煎(シェンジェン)〟と呼び小籠包と区別しています。
その違いは・・・。
 小籠包をせいろで蒸すのが小籠包。鉄板の上に乗せて蒸し焼きにするのが焼き小籠包の〝生煎(生煎包)〟です。
 まず、これが定番の〝小籠包〟。直径3㎝位の小さな肉まんです。箸でつまんで生姜の千切が入った黒酢と醤油のタレにちょい漬けします。
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散蓮華に移し替えて薄い皮を破ると中から肉汁がジュワー。火傷しないように口に放り込みます。

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 小籠包は、大きさは肉まんより焼売に近いですが、皮の甘味は肉包子(ぱおず)ですね。
 次は当店自慢の〝羽付き焼き小籠包〟。羽付き餃子みたいですね。蒸し焼きにしている状況がよく分かります。
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 当店の発祥は台湾台北市。台北の世界的点心レストラン〝泰鼎豐(ディンタイフォン)〟があります。そこでトップ点心師として活躍された陳兄弟が独立したのが〝京鼎楼(ジンディンロウ〟。2005年に名古屋に1号店を開店させて東日本に12店舗。西日本に8店舗。
 小籠包だけではなく台湾ビールや紹興酒などに合うつまみのバラエティも豊富。
 一昨々年(2014年5月)に台湾に行って味をしめた〝イカ団子〟。注文しました。
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 〝台湾ビール〟がとっも合います。
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 中華と言えば海老マヨ。〝台湾海老マヨ〟です。
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 大きな唐揚げ。〝台湾夜市のわらじ唐揚げ〟。夜市にも何度か行きました。こんなわらじのような唐揚げあったかどうか記憶はありませんが、あっても不思議ではないですね。台湾に行ったら夜市はマスト。美味しい屋台料理の宝庫です。
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 〝本日の青菜炒め〟。もやしと豆苗の油炒めがとても美味しい。
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 〝クラゲの冷菜〟。もろクラゲの足ですがコリコリしてて美味しい。
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〆に〝サラダ冷やし担々麺〟。ひき肉としゃきしゃきもやし。ごま味でサラダの野菜もたっぷり。

う~ん、この麺がとても美味しいです。鈴木店長にお伺いすると陳総料理長のこだわり〝香港麺〟だそうです。
カンスイは一切使わない玉子麺。もちもちした独特の食感です。一度食べるとハマります。
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 〝陳さんのこだわりのTKG〟。そうです玉子かけご飯。再び鈴木店長にお伺いしました。
台湾もまかないで玉子かけご飯を食べるのですか
鈴木さんは、笑いながらこれは日本人のための特別メニューです。
佃煮も入って味も食感も最高こんな美味しいTKGは初めてです。
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 TKG専用醤油は台湾醤油の代表〝金蘭醤油膏〟甘口のとろみ醤油です。
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鼎’s(Din’s/ディンズ )はお洒落な居酒屋。メニューも豊富で料金はリーズナブル。5時30分に入店した時は誰も居なかった50席の大箱も帰る時は満席。人気の台湾料理の美味しさを知ってる人が多いのですね。

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ありまさのドライカレー/緑が丘

スイーツの街・自由が丘と学生街(東工大)・大岡山に挟まれた緑が丘の駅前にあるそば料理〝ありまさ〟 。

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 BGMにジャズ・ピアノ界を席巻する〝ユキ・アリマサ〟の演奏曲が静かに流れる。
店名はアリマサ氏に承諾を得て頂いたもので近くの音楽大学教授のアリマサ氏も立ち寄る。

蕎麦も美味しいが学校を出てタイを旅して得たカレーの旨さは別格。
開業は今年3年目。料理の腕の進化に目を見張る。

 こなもんや三度笠さんの為にパクチー料理を残しておきましたよ・・・。
パクチーの苦手なワタシは1か月掛けてパクチー克服強化トレーニングを終えたばかり。
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マジ⁉ (@_@) ここは蕎麦屋ですよ。そこまでしなくても(笑)

タイ放浪中に彼もパクチーを克服したそうだ。今やパクチストの大先輩。
本場仕込みの鶏のから揚げ(パクチー風味)とパクチーサラダは絶品。サラダのトッピングの菊芋チップスが凄い!!
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自家製コンビーフのスライス。自由が丘の名店を超えた旨さ。
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 秋田の辛味大根を使ったおろし蕎麦の刺激的に痺れる。
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勿論、ドライカレーの旨さは筆舌に尽くしがたい。

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草花木果のタコライス/中目黒

おっ、凄いぞ、この弾力。

しっかり噛まないと弾き返されそう

〝孤独のグルメ〟の井之頭五郎が注文したのは、中目黒〝草花木果(そっかぼっか)〟の〝アグー豚の天然塩焼き〟。草花木果は、東急東横線中目黒から徒歩2分の沖縄料理店。その五郎さんが食べたアグー豚の天然塩焼きを食べに出掛けました。
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喉から南国が入って来た
酒の飲めない五郎さんが呟きながら飲んだのは、〝パイナップルジュース〟。

私が選んだのは、アルコールの入ったフルーツビール〝シークワーサー〟。ちゃんと南国が入って来た。

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〝ミミガーとニンニクの芽の味噌和え〟。
ミミガーは、豚の耳の皮。こりこりした食感が楽しい。

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登場
〝アグー豚の天然塩焼き〟。しっかりした弾力。
アグー豚は、14世紀に中国から琉球に渡って来た島豚と言われる在来種。本州に弥生時代から生息してい〝弥生豚〟に比べて小型。蕎麦の在来種と同じようにギュッと締まった濃厚な豚。豚肉の美味しさは脂身にあり、その脂身が多いのです。
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ギュッとしまった美味しさは、〝ジーマーミ豆腐〟も同じです。地豆と書いてジーマーミ。落花生のことで、弾力のある濃厚な味。その濃厚さは、胡麻豆腐を超えています。

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島豆腐沖縄塩辛のせ・4種。
島豆腐と内地の豆腐。最近、その違いはあまり明確でなくなっています。島豆腐は、大きくて濃厚。チャンプル料理の材料として使われます。大きくて濃厚なのは、水に浸けた大豆を挽いた生呉汁のまま漉してから煮るという〝生絞り法〟で作られるからです。それに比べて内地の豆腐は、生呉汁を煮てから漉す〝煮とり法〟を採用します。煮とり法の方が日持ちがして歩留まりも高いため、最近では沖縄でも煮とり法を採用する業者が増えています。しかし、本来の島豆腐は、木綿豆腐より固く崩れにくいのです。
沖縄塩辛4種は、左からタク(タコ)、ワタ(鰹ワタ)、イチャ(イカ墨)、スク(アイゴ)です。
 
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 スクはアイゴの稚魚。スクの塩漬けを〝スクガラス〟と言います。ガラスは、塩漬けのこと。棘に毒があります。確か、沼津の漁師は〝キンギョ〟と呼んで素手で触るのを注意してたように覚えています。

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沖縄料理には、〝泡盛〟。宮古島の琉球泡盛・多良川の古酒。
若い頃は、泡盛特有の磯臭いような臭いが苦手でしたが、今では全く感じません。とても美味しいです。

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お湯割りで頂きました。
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〆は、〝タコライス〟。イカライスでもタコスでもありません。(笑)
メキシコのタコスの具材を米飯に載せたのがタコライス。1984年に沖縄県金武町で誕生し、今では、沖縄県の学校給食にも採用される沖縄の郷土料理です。
挽き肉、チーズ、レタス、トマト、キュウリ等々が入って、半熟玉子をトッピング。サルサのスパイシーさが食欲をそそります。

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撮影用に綺麗にスプーンで掬ってますが、本来はぐちゃぐちゃに掻き混ぜた方が美味しいですよ。
店長を任されているのは、〝島袋 秀仁〟さん。24歳で飲食業に入って5年目。沖縄ご出身のイケメンです。
休みには、他の和食店を食べ歩いて勉強し、将来は独立したいと大きな夢に進んでいます。

ピーターラビットガーデンカフェのオムライス/自由が丘

 蕎麦好きの読者の皆さんには、ごめんなさい。今日は、蕎麦と無縁のちょっと可愛いお店のご紹介です。
〝RAKERU(ラケル)〟と言えば、オムライスの有名なチェーン店。1963年に創業。全国に50店舗超の店舗展開をしています。RAKERUの店内は、イギリスの湖水地方の農家のダイニングルームをイメージ。その湖水地方の有名キャラクター〝ピーターラビット〟をモチーフにした〝ピーターラビットガーデンカフェ/自由が丘〟がRAKERUの新店舗として先月(3月19日)誕生しました。
 エントランス右側に、〝イングリッシュガーデン〟を再現。草むらからピーターラビットが現れそうです。
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 ビールは、英国を代表する〝バス ペール エール〟。ビールホップのしっかりした香り。芳醇な苦みを感じます。
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ご相席をお願いしてよろしいでしょうか
店員が連れて来たピーターラビットの大きなぬいぐるみ。
目の前の席に、既に座ってるし・・・。
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ビールのつまみはこれにしたら
と、ピーターラビット。
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〝ソーセージとピクルス〟。
ホントはね、ボクの故郷だとカンバーランド・ソーセージなんだけどね。とぐろを巻いたような長いソーセージだよ。この店の方が手軽でしょ。美味しいし・・・。
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〝マグレガーさんの野菜カレー〟。
RAKERUのオムライスは有名だけど、野菜カレーも美味しいんだよ。カレーが日本に普及したのは、インドを植民地としてた英国料理として明治時代に伝わったのがきっかけだよ。英国料理が不味いのは世界的に有名だね。情けないことに。何でも美味しい日本が羨ましいよ。
 
 ピーターラビットは野菜が大好き。でも、マグレガーさんの農場に忍び込んで見つかり散々追いかけ回された辛い過去があります。
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だから、ご飯の中に、ピーターラビットの安全な隠れ家が・・・。
大好物の野菜に囲まれてピーターラビットは幸せです、と思いきや、結局、家も兎も食べられてしまいました。
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近づく危険を予知してうな垂れてるみたい。
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〝ハンバーグオムライス〟。
RAKERUイチオシのオムライス。使用している卵は、〝ヨード卵・光〟。ニワトリの飼料に海藻や白身魚の魚粉を使用し、一般の卵より味のコクが3倍もあると言われています。
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美味しいハンバーグの寄りかかっているピーターラビット。幸せも束の間。
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 〝ストロベリー&ブルーベーリータルト〟。
デザートにふたつのタルトを注文しました。タルトを枕に、寝ています。再び、目覚めることはありません。(笑)
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 〝ラテアート〟。
あっ、ここにも・・・。
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 女子率は、限りなく100%に近い店です。男性のひとり客や男性同士のお客は皆無です。まあ、連れがいなかったら絶対にこのレポートは出来なかったです。(笑)
ぬいぐるみって、もしかしたら子どものためでなく、大人のためにあるのかも知れないなあと、ふとそんな気がしました。