今回の福岡駆け足1泊旅行は、大濠公園の石挽き手打ち蕎麦地酒〝木曽路〟の若旦那に山形の酒蔵〝杉勇〟の利き酒会に誘われたのがきっかけ。東京からだったら福岡より山形の方が断然近いのに・・・。
まあ、そんなお誘いでもなければなかなか福岡に行くことはあるまい。この蕎麦屋の店主・宮﨑親子とは大変親しくさせて頂いています。
前職の会社は福岡に営業所があったので、毎年数度は福岡に出張。それもなくなったので、懐かしい気持ちで久しぶりの福岡。ランチは、ここ天神の
〝よし田〟で〝鯛茶〟を食べるのが楽しみ。昨日は、日曜日で休業。それで月曜日の夕方、帰りの飛行機に搭乗する前に訪ねました。
福岡の日の入りは、東京に比べて40分程度遅い。17時でも陽はまだ高い。
開店直後の店内は気恥ずかしくなる位ガラガラ。でも6時を過ぎるころには、満席。
とりあえずのビール。サントリー熊本工場産のプレミアム・モルツです。
刺身の盛り合わせは、サワラ、タイ、カンパチ、マグロ、サーモン、タコ。
〝茶碗蒸し〟。
中は、鶏肉や銀杏等々。
出ました。〝土瓶蒸し〟。
中身は、松茸。
〝羹(あつもの)〟は、〝蓮根饅頭〟。
蓮根饅頭の中は、こんな具合。
創業52年のよし田は、初代も元気でお客さまのおもてなしをされます。でも1965年生まれの二代目〝 吉田 泰三 〟氏は、初代の伝統を受け継ぎつつも新しい感覚を料理に展開されます。
〝鯛のカブトのアーモンド焼き〟。ソースは、バター醤油。鯛の上のトッピングは、マッシュポテトです。
福岡の地酒・いそのさわの駿〝跳馬〟の吟醸酒。
〝生ハムとマスカルポーネ〟。マスカルポーネは、イタリア原産のクリームチーズ。その名前が広まったのは、日本のティラミスブームがきっかけです。
福岡県八女市・高橋商店の〝博多一本〆 純米酒〟。やや辛口の旨口。
ところで、博多の手締めには、〝博多手一本〟という独特な手締めがあります。独特なリズムで他県の人間には、かなり難しい。間違えるとどっちらけ。やり直しが利かないからご注意を。
〝鯛のカブトのアーモンド焼き〟を食べてると、口の中に何かが残りました。出してみると・・・。
これ何だっけ。そこに若旦那が登場。〝鯛の鯛〟ですよとご説明くださいました。
中央の縦の筋より左が肩甲骨、右が烏口骨。肩甲骨の穴を鯛の目に見立ててます。鯛の中にある鯛。だから鯛の鯛です。
〝天ぷらの盛り合せ〟。
〝鯛茶〟。よし田の名物です。
ぷりぷりの鯛が胡麻ダレに浸かっています。
先ずは、ご飯の上に載せて食べます。
次に茶漬けのダシを入れて・・・。もう言うことない位美味しい。これを食べに福岡まで来ても納得できる味です。
メロンのシャーベット。
よし田の名物は、最後にご紹介した〝鯛茶〟。180席ある大店ですが、昼食時はその鯛茶を求めて満席になるほどの人気です。よし田の名物のもう一つ。〝呼子のイカ〟。佐賀県唐津市呼子町は日本三大朝市が開かれる街。そこの名物が玄界灘で獲れるイカ。以前、よし田で食べた呼子のイカを超えるイカを見たことがありません。また、いつかよし田のイカを食べてみたいと思います。
玄関まで見送りに出てくださった二代目。大通りを右折して見えなくなるまでずっと玄関の前に立ち続けてくださいました。ワタシの懐には、二代目が教えてくださった幸運のシンボル〝鯛の鯛〟がティッシュに包まれて入ってます。