パームスカフェのオムライス/自由が丘(どんぶりスコア16/20★★★★)

    On a dark desert highway, Cool wind in my hair,
 Warm smell of “colitas” Rising up through the air,
 Up ahead in the distance I saw a shimmering light,
 暗い砂漠の高速道路で、涼しい風が髪をなびかせる
 コリタスの温かい匂いが、あたりに立ち上ってる
 頭を上げて見る彼方に、私は輝く光を見つけた

1970年代後半に世界的大ヒットしたイーグルスの〝ホテルカリフォルニア〟の歌詞です。
当時のアメリカ西海岸は〝ウエストコースト・ロック〟が大全盛。全世界からヒッピーたちが集まりました。歌詞の中にある〝colitas(コリタス)〟は砂漠の花、つまりマリファナの隠語です。
カリフォルニアの青い空、真夏の太陽がふりそそぐビーチ、そして健康的でチャーミングな女の子たち。ウエストコーストは我々の憧れの地。パーム(Palm)が生い茂る白いビーチ。そしてサーフィンボードを持った若者。
自由が丘駅前の飲食店街を少し入った所にある〝パームスカフェ〟。まさにウエストコーストにあるカフェ。
ランチタイムは大人気。常時行列。犬連れのお客さまが多い。ワンコと食事ができます。あまり気になりませんが、喫煙も可。何しろ自由がモットー。自由が丘だから。(笑)
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席数63と大箱。サーフィンのビデオを常時流しています。

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メニューも自由奔放。ハンバーガー、サンドイッチ、パスタもあればタイ料理も・・・。
そして何と言っても、この店の名物料理は〝オムライス〟。中でも〝エビと大葉の和風オムライス(1080円)〟は、しばしばマスコミにも採り上げられる超人気の逸品。
添えられているサラダにはタイ風のドレッシング。

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ソフトドリンクはフリー。オレンジジュース、グレープジュース、アップルジュース、コーヒー、ウーロン茶等々ご自由に・・・。

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グレープジュースを頂きました。

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分厚いプレーンオムレツが醤油味のチャーハンに乗っかってます。上からウスターソースとケチャップを混ぜたハンバーグソースと生クリームが・・・。

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オムレツを半分に解剖。

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残り半分も切ってライスの上に広げます。

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とろとろ玉子とチャーハンをスプーンで掬って口の中へ・・・。大葉と大きめのシュリンプが入ってます。チャーハンの味は和風で絶品。

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大きめのシュリンプの食感もいい。

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食後の珈琲も勿論無料。
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かつて川越シェフが〝お願い❢ランキング〟で100点満点をつけたオムレツであり、ウエンツ瑛士や三浦翔平もロケで食べたそうです。
ランチは外に人気のチキンオムレツや夜は明太子のオムレツもあるとのこと。また寄ってみましょう。

 

めぐろ三ツ星食堂のお正油オムライス/目黒駅 (どんぶりスコア20/20 ★★★★★)

〝めぐろ三ツ星食堂〟。目黒駅東口を目黒通りに沿って首都高目黒線の方に坂を下りて行きます。高速の手前を右に入っていくと蔦に覆われた昭和っぽいレストランがあります。三ツ星はミシュランを意識しているのでしょうか。大胆な名前を付けたものですが、ここの美味しさを知ればそのように名付けても許されると理解できます。

 

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表の黒板。黒板あるある。
遂に今日食べられます。既に4回位ふられたメニュー。〝お正油オムライス〟あるある。水曜日にあるらしい。それに気づいてやって来ました。
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ここはオムライスとカレーに拘っているお店。既に何度か通い、毎回違うメニューを食しています。どれも美味しい。特に常連さんに人気なのが〝お正油オムライス〟。名前からすると和風オムライスみたいですが。
じらすようにナムル風のサラダが出て参りました。
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ようやく王様の登場。目の前に大きなオムライス。ふわとろの玉子の皮で綺麗に巻かれてます。
圧巻はマヨネーズの畝とそれに交差する七味唐辛子とパプリカの畝。うねうねの中から何が出て来るでしょうか・・・。
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スプーンでカットすると。こんな感じ。
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玉ねぎの微塵切りは少しだけ食感を残し、よく炒められてます。中はお正油で味付けられた鶏肉の炒めご飯。お正油臭くはなくしっとりとした上品な味です。
そしてびっくりするのはこの七味唐辛子のパワー。辛いモノ好きには堪らない美味しさです。まさに旨辛の大人のオムライス。
 味覚は〝五味〟という基本味、或いは五原味というのがあります。
1 甘味
2 酸味
3 塩味
4 苦味
5 うま味
五味は味覚受容体細胞の適刺激ですが、辛味は舌や口腔にあるカプサイシン受容体の痛覚とされて五味とは違うと言われています。美味しさには無関係な〝辛味〟が実は私たちの食べ物への〝常習性〟を引き起こします。
では何故人は辛いモノを欲するのでしょうか
それは辛いモノを食べることによって脳に〝恍惚感〟が生まれるからです。二つの脳内ホルモンが恍惚感に関わります。
1 アドレナリン
2 エンドルフィン
辛いモノを食べると脳が危険を感じアドレナリンが分泌されます。その危険状態をリラックスさせ苦痛を和らげるのがエンドルフィンです。麻薬と同じ働きをする脳内麻薬です。
だから辛いモノは脳を苦しめ次に快感がやって来ます。
辛いモノには常習性があり、その辛さを求める嗜好は次第に強まります。

ヨシカミのオムライス/浅草

ウメちゃん、唯一まともな事言うなあ。ウチは、ヘンなのばかりだと思ってたけど・・・。
思わずお客さんの笑顔がこぼれます。
そう言われたウメちゃんは、コンビネーションサラダのレタスをひたすら切っている若い料理人。
人の後ろを通る時は、大きな声で「通ります❢❢」って言うんだ
ウメちゃんの所へ皿を運ぶ新人クンを先輩クンが怒った直後、浅草〝ヨシカミ〟の名物店長〝吾妻 弘章〟さんのフォローが入りました。

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 浅草の昭和26年創業・洋食屋〝ヨシカミ〟は、行列の絶えない有名店。吾妻店長は、18歳でヨシカミに入り2代目店長として活躍。2010年には、取締役に就任。その活躍ぶりは、昨年テレビ東京〝ソロモン流〟にも採り上げられたほどです。(2014年5月25日)
 企業内教育には、〝OJT(On the job training)〟と〝OFF-JT(Off the job training)〟があると言われます。集合研修等のOFF-JTと違って職場教育のOJTで効果があるのは、その場で叱る、その場で褒めることです。後で新人クンを呼びつけてあの時ああだったと叱るのは効果半減。狭い厨房に9人のコックが入って仕事に専念しています。先輩クンの叱咤は当然。新人クンの行動は、事故に結び付きかねない危険な行為。その場で叱らなければ意味がありません。
 厨房で親方が見習いを怒鳴っている姿を時々見かけます。時には、客が不快になるほどの感情的な叱責に遭遇することもあります。先輩クンは、それほど大きな声で怒ってはいません。感情的でもありません。しかも、怒った後で、先輩クンの方が気にして自分の叱責が正しかったのか他の先輩に聞いていたほどです。吾妻店長は、そのことに直ぐに気づきました。店長の目と耳は、お客さまに対してだけでなく、調理人たちの行動、会話にも向けられています。お客さまの不快感を払拭し、先輩クンを褒めました。〝吾妻マジック〟。ヨシカミがいつも混んでワサワサしてるのに、居心地がいいのは、吾妻店長の気配りです。
吾妻店長は、客席に立ち、レジに立ち、外で待つお客さまに声を掛けます。
お名前は 今ですと1時間位お待ちになります。1時半にお戻りください。
 
12時40分に到着したワタシに50分後の集合時間を告げます。
その間、近くの喫茶店でお茶して待つことが出来ます。そして、そのご案内時刻は、実に正確。1時40分ちょっと前に入店できました。
他のお客さんが、
○○ですけど、もう名前呼ばれましたか
いえ、今、1時半のお客さまをお呼びしてます。もう少しお待ちください。
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 うますぎて申訳ないス❢の看板。
今年64年目の老舗の味は、創業以来変わらないと言います。だけど、吾妻料理長は、お客さんに分からないように少しずつ味を変えています。だから若い人も大勢やって来ます。
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グラスの赤ワインを注文。
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つまみに、塩味の揚げパンが付いて来ます。人気の〝かつサンド〟の切り落としたパンの耳を揚げてます。
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 ヨシカミに来たら、〝ビーフシチュー〟を食べなさいと言われます。
このビーフシチューにヨシカミの美味しさの全てが凝縮されています。
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とろけるように柔らかい牛バラ肉。洋食屋の旨さは、〝デミグラスソース〟に詰まっています。
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〝ハンバーグステーキ〟。
フライパンで表面を焼かれたハンバーグは、オーブンで時間を掛けて加熱されます。表面は、カリカリ。中はしっかり火が入っており、しかもふっくらと柔らかい。添えられたポテサラの美味しさは格別です。確かに、申し訳ないほど美味しい。
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これも名物〝オムライス〟。
オーダーが多く、厨房の真ん中でオムレツを約コックさんは、一瞬も休むことなフライパンを振ります。
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ふっくらした玉子焼きの中から、美味しいチキンライスが現れます。
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  ヨシカミの近くにいろもの(漫才、漫談など)を中心とした「浅草フランス座演芸場東洋館」と建物を同じくする姉妹館が「浅草演芸ホール(落語中心の寄席)」があります。フランス座のエレベータボーイをしていたのが、〝ビートたけし〟。大衆娯楽のメッカ〝浅草六区〟は、大人の街です。

ピーターラビットガーデンカフェのオムライス/自由が丘

 蕎麦好きの読者の皆さんには、ごめんなさい。今日は、蕎麦と無縁のちょっと可愛いお店のご紹介です。
〝RAKERU(ラケル)〟と言えば、オムライスの有名なチェーン店。1963年に創業。全国に50店舗超の店舗展開をしています。RAKERUの店内は、イギリスの湖水地方の農家のダイニングルームをイメージ。その湖水地方の有名キャラクター〝ピーターラビット〟をモチーフにした〝ピーターラビットガーデンカフェ/自由が丘〟がRAKERUの新店舗として先月(3月19日)誕生しました。
 エントランス右側に、〝イングリッシュガーデン〟を再現。草むらからピーターラビットが現れそうです。
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 ビールは、英国を代表する〝バス ペール エール〟。ビールホップのしっかりした香り。芳醇な苦みを感じます。
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ご相席をお願いしてよろしいでしょうか
店員が連れて来たピーターラビットの大きなぬいぐるみ。
目の前の席に、既に座ってるし・・・。
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ビールのつまみはこれにしたら
と、ピーターラビット。
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〝ソーセージとピクルス〟。
ホントはね、ボクの故郷だとカンバーランド・ソーセージなんだけどね。とぐろを巻いたような長いソーセージだよ。この店の方が手軽でしょ。美味しいし・・・。
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〝マグレガーさんの野菜カレー〟。
RAKERUのオムライスは有名だけど、野菜カレーも美味しいんだよ。カレーが日本に普及したのは、インドを植民地としてた英国料理として明治時代に伝わったのがきっかけだよ。英国料理が不味いのは世界的に有名だね。情けないことに。何でも美味しい日本が羨ましいよ。
 
 ピーターラビットは野菜が大好き。でも、マグレガーさんの農場に忍び込んで見つかり散々追いかけ回された辛い過去があります。
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だから、ご飯の中に、ピーターラビットの安全な隠れ家が・・・。
大好物の野菜に囲まれてピーターラビットは幸せです、と思いきや、結局、家も兎も食べられてしまいました。
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近づく危険を予知してうな垂れてるみたい。
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〝ハンバーグオムライス〟。
RAKERUイチオシのオムライス。使用している卵は、〝ヨード卵・光〟。ニワトリの飼料に海藻や白身魚の魚粉を使用し、一般の卵より味のコクが3倍もあると言われています。
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美味しいハンバーグの寄りかかっているピーターラビット。幸せも束の間。
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 〝ストロベリー&ブルーベーリータルト〟。
デザートにふたつのタルトを注文しました。タルトを枕に、寝ています。再び、目覚めることはありません。(笑)
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 〝ラテアート〟。
あっ、ここにも・・・。
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 女子率は、限りなく100%に近い店です。男性のひとり客や男性同士のお客は皆無です。まあ、連れがいなかったら絶対にこのレポートは出来なかったです。(笑)
ぬいぐるみって、もしかしたら子どものためでなく、大人のためにあるのかも知れないなあと、ふとそんな気がしました。